イーグルス「デスペラード」、世界初のタイアップ許諾

ポスト

本格時代劇の大作として国内外から注目を浴びている映画『十三人の刺客』のオフィシャル・コンセプトソングとして、イーグルスの名曲「デスペラード」が世界で初めて正式にタイアップ許諾されたことが分かった。

◆イーグルス画像&映画『十三人の刺客』

映画『十三人の刺客』は、『おくりびと』など数々の名作を手掛けた「中沢敏明」と『ラストエンペラー』などを手掛ける国際的プロデューサー:ジェレミー・トーマスが共同プロデュースを行ない、監督は三池崇史(『クローズZERO』シリーズ)が担当。キャストも役所広司を筆頭に、山田孝之、伊勢谷友介、伊原剛志、松方弘樹、そして松本幸四郎、稲垣吾郎、市村正親ら、この上ない超豪華な布陣となっている。同映画では、暴政の限りを尽くす将軍の弟・松平斉韶(なりつぐ)を討つために送り込まれた13人の刺客が、総勢300人超の軍勢に対して壮絶な大殺陣を繰り広げており、命を燃やして己の道を全うした姿を通して、真の男達の生き様が描かれている。

一方、イーグルスの「デスペラード」は、屈指のバラード。世界中で多くのアーティストにカバーをされており、日本でもコブクロが8月25日発売のカバーアルバム『ALL COVERS BEST』で初披露する他、Superflyも過去に作品として発表しているように、国・世代を超えてリスペクトを寄せるバラードの名曲だ。

映画サイドとしては、単なる時代劇という概念を超え、戦う男達の姿を通じて幅広い世代の男性達に熱い気持ちを届けたいという想いから、映画の世界観と合致した「デスペラード」を劇場予告編やテレビCMなどで使用することを希望。ジェレミー・トーマス自らも動き、熱烈オファーを出していた。

イーグルスは、今まであらゆるCMや映画などのタイアップのオファーを全て断っていたが、映画サイドの熱意と世界観の合致感がイーグルスの心を動かし、世界で初めてタイアップの正式許諾がここに実現。まさにサッカー日本代表に続き、サムライ・スピリッツが再び海を渡り、世界を驚かす結果となった。なお「デスペラード」は、楽曲と映画それぞれのコンセプトが合致したことから実現したタイアップであることから、映画『十三人の刺客』の「オフィシャル・コンセプトソング」と銘打ち、掲げられることとなった。

「これは、「この映画の奇跡の始まり」だと感じている。13人の真の勝負はここから始まる。お見逃しなく。」──三池崇史監督

奇跡のタイアップを実現した大作映画『十三人の刺客』は、9月25日より公開。イーグルス「デスペラード」を使用した予告編は、7月17日より劇場にて公開される。

photo:Jim Shea
(C)2010『十三人の刺客』製作委員会

◆イーグルス・オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報