安全地帯、2000人のオーディエンスと共に大合唱
7年振りに活動を再開させた安全地帯が、2010年7月3日(土)よこすか芸術劇場を皮切りに全国ツアーをスタートさせた。
◆安全地帯ライブ画像
安全地帯の楽曲の中でも、もっともダンサブルでソウルフルなナンバー「じれったい」で幕を開けたコンサートは、「熱視線」「プルシアンブルーの肖像」等、6月30日にリリースされた新録ベスト盤『安全地帯Hits』収録曲を中心に、玉置浩二の圧倒的な声量、メンバーの出すフル・ヴォリュームのサウンドで、たたみかけるように演奏していく。初期のアルバム収録曲等も披露するなど、古くから応援してくれるファンへのサービスも忘れない。
中盤は玉置のMC「帰ってきたぞっ!」で始まったサポート無しのメンバー5人だけのアコースティック・コーナー。誰もが知っている安全地帯のヒット曲をメドレー形式で次々に演奏。このツアーの為に新たにアコースティック・アレンジされた名曲の数々は、聴き慣れたオリジナル・アレンジとは又違った味わいが楽しめ、改めて安全地帯のメロディーの強さを感じる事ができた。
しっとりしたアコースティック・コーナーに続き、いよいよコンサートも終盤にさしかかる。再びアップテンポのナンバーを立て続けにプレイし、初期・安全地帯コンサートの定番曲「We're Alive」が演奏されるや、30年近くサポートし続けてきた筋金入りのファンは大喜び。
ヒートアップした場内をクールダウンさせるかのように、続いては一転としてバラード・コーナーに。5月にリリースしたシングル「オレンジ」を、玉置浩二がじっくりと、朗々と歌い上げる。アップテンポ曲とバラード・ナンバーを違和感なく聴かせる、この緩急のつけ方が絶妙で、安全地帯コンサートの真骨頂と言えるだろう。
最後はお馴染みの大ヒット曲を、集まった2000人のオーディエンスと共に大合唱し、メドレーを含んで、全29曲120分のコンサートは幕を閉じた。
安全地帯は、この後10月6日の日本武道館まで、28都道府県38本の国内ツアーに出て、10月16日の韓国、30日の台湾公演で長期間のツアーを終了させる。
◆安全地帯オフィシャルサイト
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