AAA、仮想空間「アメーバピグ」で史上初のアバターライヴを開催

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仮想空間「アメーバピグ」内で史上初のアバターライヴイベント<AAAピグLIVE「AAA Heart to ♥ TOUR 2010」>が6月25日に開催された。

◆AAA 画像@2010.06.25<AAAピグLIVE>メンバーの様子

AAAのメンバーも実際にピグ(アバター)を操って参加したこのイベントは、アメーバピグを通じて、ライヴ映像(ストリーミング配信)を観ながらアーティストとファンがコミュニケーションできるというもの。アメーバピグ内でライヴを行なうこと自体が今回初めての試みであり、会場となったピグドームには、ツアーTシャツ(ピグLIVE入場特典つき)を着たAAAファンのピグたちが多数足を運んだ(観客動員は約1万人)。

イベントでは、司会のパンダの登場に続いて、メンバーがステージに登場(なおこの日、メンバーの伊藤千晃は体調を崩して残念ながら欠席)。AAAの全国ツアー<AAA Heart to ♥ TOUR 2010>東京公演の映像が始まると、メンバーのピグが「騒げー!」「歌ってー」「クラップ」などオーディエンスを煽り、ステージを駆けまわる。また曲の途中には「昨日サッカー(日本対デンマーク戦)観た?」といったホットな話題でオーディエンスと話したり、先に募集されていたピグの<ファッションコンテスト>の結果発表が行なわれたりと、アンコールの「ハリケーン・リリ・ボストン・マリ」まで(もちろん同曲では実際のライヴでも定番のタオル回しも!)大いに盛り上がった。

一方、実際のAAAメンバーたちは、というと、用意されていたPCの前で声をあげたり言葉を交わしながらメンバーそれぞれが自分のピグを操作(時にはメンバー全員で同じタイミングで同じ動作をピグにさせてみたり)。AAAリーダー・浦田直也は、会場に用意された大型モニターと、手元のPCの画面に交互に目をやりながら、少年のように瞳を輝かせていた。そう、ファンはもちろんだが、メンバーたちもまたファンと同じように楽しんでいたイベントだったのだ。
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