楽譜作成ソフトの最高峰 Finaleシリーズの最廉価版パッケージ「Finale SongWriter 2010」

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イーフロンティアは、楽譜作成ツール「Finale SongWriter 2010(フィナーレソングライター2010)」を7月23日より発売する。

「Finale SongWriter 2010」は、国内外の主要な音楽出版社の制作現場で圧倒的なシェアを誇る、楽譜作成ソフトFinaleのシリーズの製品。出版譜クラスの高品位な印刷を自宅で楽しめるソフトウェアだ。

美しい音楽フォント、高品位なソフトウェアシンセサイザー、優れた操作性など、Finaleシリーズパワフルなエンジンをそのまま継承。8パートまでの楽譜を作成可能で、小編成のバンドの楽譜を必要とする人に最適だ。初めてパソコンでの楽譜作成に挑戦する人だけでなく、メモ感覚でフレーズを楽譜に残したり、音で確認しながら編曲のアイディアを発展させたりと、さまざまな場面でご活用できるソフトウェアになっている。

作成可能な楽譜は8パートまでと、小編成のバンドに最適な仕様。編成やレイアウトを用途に合わせて編集可能なので、自分だけの楽譜を簡単に作成できる。音符の入力方法には、マウスクリック、ステップ入力、MIDIキーボードを使ったリアルタイム入力など、多彩な方法を用意。用途やレベルに合わせて選べるというわけだ。もちろん、上位製品「Finale」や「PrintMusic」とのファイル共有も可能。入力したデータのプレイバックには、パソコンだけで高品質な再生が可能な「SmartMusicソフトウェアシンセサイザー」を搭載する。

初心者にうれしいのがチュートリアルマニュアルの存在。パソコンとMIDI機器のセッティングや基本的な操作方法を紹介した製本マニュアルが付属するのだ。また、50曲収録の得点CD-ROM付属もうれしいところだ。「見て・聴いて・編集できる」Finaleフォーマットの楽譜販売サイト「.musicsheet(ドットミュージックシート)」から、聴くだけでも楽しい、アレンジにも役立つ楽曲50曲を収めたCD-ROMが同梱される。

新機能としては、譜面入力をより簡単にするものが目立つ。たとえば、パーカッション入力時に符頭のドラッグで打楽器名が表示される、ハイハットが×印の符頭になるなど、楽器に適した符頭キャラクタが選択されるといったパーカッション入力を簡単にする機能を用意。譜面とプレイバック音源との対応も自動で行われる。コード入力では、コードネームが拍に属するようになったため、音符や休符が存在しない小節へのコードネームの入力が簡単に行えるようになったのがポイント。また、ミキサーの搭載も便利なところ。ミキサーを使ってボリュームはもちろん、各パートのミュート/ソロの設定ができるほか、5種類のリバーブの中から好みのタイプを選択し、リバーブの深さをコントロールすることができる。また、楽器リスト上でボリューム、パン、インストルメントを演奏中でもリアルタイムに変更することも可能だ。

Finaleシリーズには同じく廉価版のPrintMusicという製品がラインナップされているが、今回のFinale Song Writerは、PrintMusicよりもさらに廉価なバージョンとなる。パート数(PrintMusicは24パートまで)や設定可能な五線、スキャン入力やマイク入力の有無など機能に大きな違いがある(機能比較表は下記製品詳細ページにあり)。用途と価格を見極めて自分にあったバージョンを選びたい。

◆Finale SongWriter 2010
価格:7,980円
プラットフォーム:Windows / Mac (ハイブリッド)
メディア:CD-ROM
発売日:2010年7月23日予定

◆Finale SongWriter 2010 製品詳細ページ
◆イーフロンティア
◆BARKS 楽器チャンネル
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