NoGoD、究極のコンセプチュアル・ビジュアル集団メジャーデビューのPVに完全密着

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2010年、遂に究極とも言えるほど徹底したビジュアル・コンセプトを前面に押し出したビジュアル・ロック集団NoGoDが6月9日にシングル「カクセイ」でデビューを迎える。

まずはこのアーティスト写真に注目してほしい。こりゃ、覚醒(カクセイ)してる、確かに。目がチカチカしてきそうなほどの派手さだ。ヴォーカルを務める“団長”は、文字通りサーカスでピエロを演じる団長さながらのトランプ・メイク。お人形さんのような可憐な衣装に身を包むのはベースの“華凛”、ドラムスの“K”は猛獣のファーが基調。そしてギターの“Shinno”は、とあるRPGから飛び出してきたような物語を感じさせる印象で、もう一人のギターの“Kyrie”はシャープさを強調したニヒルないでたちだ。

さて、このNoGoDが3月、このメジャー・デビュー・シングル「アクセイ」のPV撮影を横浜の某所で行なった。このメイキングに密着してきたので、その映像をたっぷり見てほしい。

◆NoGoD「カクセイ」PV撮影密着

当日は、身も凍るような寒気が飛来しており、撮影が行なわれた倉庫には暖房システムが皆無という状態。重ね着をしている割には防寒がまったくない衣装に身を包んだメンバーは、早朝から深夜まで、この悪条件のなかで弱音を吐くことなく撮影を続けた。

この「カクセイ」という楽曲は、ビジュアルから連想させられるようなチャラいロックではない。タイトで手数の多いドラムス、ネックの上から下までを動き続けるベース、重厚に構築されたテクニカルなツインリード、そしておふざけの入る余地のない“団長”の個性あふれるハイトーンヴォーカル。

どれをとっても超テクニカルで本格的なロックサウンド。甘く見ていたら火傷しそうなほどの緊張感とフォーリングを感じさせてくれる。NoGoDが、ただのビジュアル重視の軽いロックバンドと思ったら大間違いだ。

6月9日からロック界を舞台に繰り広げられる一大スペクタクル・ショー。見た目だけで判断せずに、ぜひ音を聴いてみてほしいバンドの登場だ。

「カクセイ」
[限定盤]CD+DVD
KICM-91308 \1,680(tax in)
1.カクセイ
2.ワンダーワールド
3.月のタクト
[通常盤]
KICM-1308 \1,260(tax in)
2010年6月9日リリース
1.カクセイ
2.ワンダーワールド
3.月のタクト
4.敬虔

◆NoGoD オフィシャルサイト
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