AUN J-クラシック・オーケストラ、モン・サン＝ミッシェル内の修道院でコンサート

女性の憧れでもあるフランスのモン・サン＝ミッシェル。その修道院で、2010年6月29日に和太鼓、箏、三味線、篠笛、尺八、鳴り物で構成されるAUN J-クラシック・オーケストラがコンサートを行なう。

モン・サン＝ミッシェルでのコンサートの開催は、和楽器界だけでなく日本音楽界初のことで、フランス文化と日本文化の融合となることは間違いない。このコンサートは、現地市民、宿泊者の方を対象に無料で公開され、日本楽器の音色をフランス市民に存分に伝えることだろう。

2010年の3、4月には、日本で＜桜前線ツアー＞というコンサートツアーを行なった彼ら、今回のコンサート前には桜の植樹式を開催する。まさに、日本とフランスの架け橋となるということだ。

モン・サン＝ミッシェルは、ユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録されており、2009年に厳島神社の大鳥居のある広島県廿日市市と、2009年に姉妹都市提携を行なった場所。年間300万人の観光客が訪れ、うち15％が日本人という、日本人には人気の場所だ。
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[寄稿]　伊藤 緑：◆http://www.midoriito.jp/