アトレイユ、最新ビデオはオール・メイドインジャパン

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アトレイユが、新しいビデオ・クリップを発表した。2009年10月最新アルバム『コングリゲイション・オヴ・ザ・ダムド』収録の「Lonely」だ。

◆「Lonely」ビデオ・クリップ映像

イントロのギター・ソロからサビへと続く高揚感はアトレイユならではという、アルバムの後半に位置する楽曲だが、このビデオの一番の注目点は、全ての映像が日本で撮影されたものであるという点だ。


2010年1月の来日時に撮影されたこのビデオは、新木場スタジオ・コーストでのパフォーマンス映像を適宜はさみながら、来日中のメンバーの様子や日本の各街並みが存分に挿入されている。メンバーがお寿司やお好み焼きを食べたり、ゲーム・センターで遊んだりするオフ・シーンもふんだんに使われ、日本に住む我々にとっても、なんだかうれしいビデオ・クリップになっているのだ。

ギターのダンがすれ違う人みんなにお辞儀をするシーンや、「太鼓の達人」でライヴのドラム・プレイを再現しているシーンなど、にやりとさせられるシーンも満載。

来日公演が告知されるも、たび重なるキャンセルにより、2005年以来日本での公演が実現しなかったアトレイユだったゆえに、「もしかしたら日本嫌いなのか…」との噂も飛び交ったものだが、このビデオを見るかぎり、それは杞憂であることが手に取るようにわかるはずだ。あるいは、ここにはそんな日本のファンへのプレゼントの意味も込められているのかもしれない。
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