ジェイミー・フォックス新作をジャスティンがサポート

人気コメディアン、オスカー俳優、R&Bシンガーと多彩な才能の持ち主であるジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)。彼の新作は、同じくシンガーにして俳優、最近はプロデューサーとしての活動も目立つジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)という強力なサポートを得たようだ。

ジェイミーのおよそ1年半ぶりのニューアルバムとなる"Body"は、当初4月発売の予定であったが、全米で7月20日発売予定に延期になった。この延期は先行曲"Speak French"が話題にならなかったことが影響したようだが、ジェイミーの所属するJ Recordsの上層部が新作の出来に満足しなかったため、ジャスティン・ティンバーレイクに依頼してさらに多くの曲をジェイミーに提供してもらった結果、ジェイミーとレーベル側との間に軋轢が生じたと一部で報じられている。これに対しJ Records側は何も問題はないと報道を否定しているが、結局ジャスティンがこの新作に大きく関わることになるのは間違いないようだ。ラッパーのT.I.とジャスティンがゲストとして参加し、ジャスティン率いるプロデュースチームThe Y'sによる"Winner"がファーストシングルになるほかに、最低でも3曲以上に関わるという。ジャスティンはこれまでにThe Y'sとしてシアラ(Ciara)のヒット曲"Love Sex Magic"などを手がけている。

ジェイミー・フォックスは1994年に"Peep This"でR&Bシンガーとしてのキャリアをスタート。レイ・チャールズ(Ray Charles)の伝記映画『レイ』でアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞後、2005年に11年ぶりに"Unpredictable"を発表し、全米1位を獲得した。2008年にはサードアルバム"Intuition"を発表。このアルバムからはT-ペイン(T-Pain)が参加したシングル"Blame It"が全米2位の大ヒットとなった。

◆ジェイミー・フォックス　Artist Info（bmr.jp）
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text by bmr.jp