Acid Black Cherry、想像を絶する記録映像付きライヴDVDをリリース

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「声帯のう胞」治療のため、現在活動を一時休止しているAcid Black Cherry。彼が喉に病気を抱えながら強行した全国ツアー<Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.”>のファイナル、日本武道館公演の模様がライヴDVD『Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.”』として3月24日にリリースされる。このDVDにはファイナル公演のライヴ映像のほか、ライヴツアー中の裏側がドキュメンタリー映像として収録されている。

【関連画像】Acid Black Cherry 画像集

2枚組となるこのライヴDVDの本編には、8月にリリースしたアルバム『Q.E.D.』を引っさげて行なわれたツアー<Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.”>の、11月2日に行なわれた日本武道館公演の模様が全18曲収録されている。アルバム曲はもちろん、リスナーを圧倒するほどの衝撃とともに世間に撃ち放たれたデビューシングル「SPELL MAGIC」や「ジグソー」などハードなナンバー、「眠り姫」「優しい嘘」といったバラードシングル曲もライヴでは披露。センターステージで360度オーディエンスで埋まったAcid Black Cherryの、あの日のライヴを思い出させる興奮の映像が連続する。もちろん、ライヴバージョンの「Black Cherry」も、もちろん“ライヴでのフレーズ”のまま収録だ。

もう1枚、ドキュメント映像に記録されているのは、ファンなら思わず目を覆いたくなるような状況だ。ライヴツアーの裏側にあったyasuの悲劇的な状態。思うように声が出ずに頭を抱えてステージにうずくまるリハーサル中の彼の姿と、そんな状態のyasuだからこそとこれまで以上に団結し、yasuを盛り立てるバンドのメンバー、yasuを勇気づけ奮い立たせる周りのスタッフ。そしてyasuを、Acid Black Cherryを待つファン。今だからこそ表に出せる映像ばかりと言っても過言ではない映像がそこにはある。

確かに、このツアー<Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.”>では、yasuの声は100%ではなかったかもしれない。しかし、ツアーファイナル公演では、そんな状態であったことを感じさせないほどの熱く激しく、妖艶でスリリングなライヴをAcid Black Cherryは繰り広げた。このドキュメント映像でツアーの裏側を知ったのち、改めてファイナル公演のライヴ映像を観ると、yasuをはじめ、サポートメンバーひとりひとりがあの日背負っていたもの、パフォーマンスから鬼気迫るものが痛いほど伝わってきて、思わず目の前が涙で霞む。

誤解しないでほしい。言うまでもなく<Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.”>ファイナルの日本武道館は素晴らしいライヴだった。これはDVDを観ても明らか。ただし、その裏側には我々の想像を超えるような事態が起こっていた。その模様を記録しているのが、このドキュメント映像なのだ。

◆Acid Black Cherry オフィシャルサイト
◆ライヴDVD『Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.”』のスポット映像(3月28日まで)
◆“罪深い人間が人間を裁いていいのか?…”アルバム『Q.E.D.』制作過程に迫るAcid Black Cherry特集
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