筋肉少女帯、水野美紀・森三中村上・ソニンらが出演する演劇とコラボ

ポスト
筋肉少女帯が、演劇ユニット・プロペラ犬とコラボレーションする舞台「アウェーインザライフ」の制作発表が行なわれ、筋肉少女帯(大槻ケンヂ、橘高文彦、本城敏章、内田雄一郎)、女優・水野美紀、森三中の村上知子、ソニンらが会見を行った。

◆「アウェーインザライフ」制作発表~画像~

「アウェーインザライフ」は、テクニックもなく、才能もほどほどで、方向性も定まらないオーバー30のガールズバンドの物語で、2010年にデビュー22年周年を迎える筋肉少女帯が楽曲を提供する。

音楽面で参加する大槻ケンヂは、「水野さんとはテレビで以前司会を一緒にやっていて、いずれ一緒にお仕事をしたいと話していました。筋肉少女帯の音楽が、どのように演劇にアレンジされるのか、楽しみにしております」と語っている。

“アウェー”というコンセプトは、大槻ケンヂが筋肉少女帯として出演した夏フェス体験談から生まれた。ロックフェスが盛り上がりを見せ始めた時期に長期間バンド活動を休止していた彼らは、復活後に出演した夏フェス会場で強烈なアウェー感を実感したという。

「もう“てにをは”が分からないのですよ…「なんで手首にリスト巻かれるのか?」と思ったらそれがパスだったと知らなかった(笑)」という大槻だが、「でもアウェーっていうのは逆に言うと、オーディエンスからみると目新しいですよね。アウェー=ウイークポイントになると限らない。アウェーだからこそチャンスを掴めるということもあると学びました」と“アウェー”の強みについて語った。

また演劇とコラボレーションする楽曲が入ったニューアルバム『蔦からまるQの惑星』が、6月2日(水)に発売されることが同時に発表された。アルバムについてメンバーは、以下のように語っている。

橘高:「アルバムの制作作業も大詰めで、今日も朝までやっていました。“筋少は筋少のままで”と言われたのですが、後でタイトルを聞かされて『ああ、俺たちはやっぱアウェーなのだな』と(笑)。でも、どうせやるなら筋少のアウェー感満載なエキスを抽出して、色濃い筋肉少女帯を出したい、色濃いアルバムが出来上がりつつあります」
本城:「自分がなぜこのような場所にいるのか分かりませんが…楽しんでやっております!」
内田:「人と違うことをやっていこうと2010年でデビュー22周年をむかえます。今回もアウェーなアルバムになると思います」
大槻:「タイトルに関して、全部ひらがなで書かないで下さいよ~。さっき楽屋でアンケートをとって、一番票の多いタイトルに決めました」

演劇のコンセプトは、大槻ケンヂはもとより筋肉少女隊の得意分野。独自な世界観をもった作品になることだろう。ともあれ、劇伴にニューアルバムリリース&ツアーなど、2010年も盛りだくさんな筋肉少女帯だ。

<上演予定>東京公演予定:6月4日(金)~18日(金)@赤坂BLITZ
大阪公演予定:6月23日(水)~25日(金)@サンケイホールブリーゼ

<筋肉少女帯ニューアルバムツアー>
6月19日(土)赤坂BLITZ
6月20日(日)赤坂BLITZ
6月27日(日)大阪BIGCAT
7月2日(金)名古屋BOTTOM LINE
7月9日(金)恵比寿リキッドルーム

◆筋肉少女帯オフィシャルサイト
◆筋肉少女帯 レーベルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報