ピアノ一台のステージに、清 竜人、さかいゆう、K登場

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▲清 竜人
▲さかいゆう
▲K
▲クリス智子
2月17日(水)、渋谷duo music exchangeにて<Sounds Green Live>が開催された。

このライブ・イベントはJ-WAVEで放送中の番組「BOOM TOWN」(月~木9:00~11:30、ナビゲーター:クリス智子)のコーナーから飛び出したオリジナルイベントだ。「アコースティックなサウンド」「心にまっすぐ響く音楽」をキーワードにしたコーナー「Sounds Green」がプッシュする、ナチュラル&オーガニックなアーティストを集めたもので、チケットは即日に完売となっていた。

◆<Sounds Green Live>画像

今回の出演を果たしたのは、リアルでセキララなラブ・ソングを歌う2009年デビューのシンガー・ソングライター清 竜人、圧倒的なパフォーマンスとポップセンスで魅了するさかいゆう、実力派男性シンガーKという3組。ステージにはピアノ一台だけ、出演するアーティストが全員ピアノの弾き語りで歌うという「Sounds Green Live」ならではのステージとなった。当日のMCは、番組「BOOM TOWN」ナビゲーターのクリス智子だ。

最初に登場したのは、大注目のセカンド・アルバムがまさにライブ当日に発売され、4月21日には渋谷クラブクアトロ・ワンマンも決定し2010年大きな飛躍と活躍が期待される清 竜人。MCのクリス智子が紹介すると、ステージのそでで深々とおじぎをして登場、演奏がはじまる力強いピアノと歌で会場を一気に自分の世界に変えてしまった。

「短い時間ですが、最後まで聞いてくれるとうれしいです」とMCはあくまで控えめでおとなしく、メッセージは全部音楽で伝えるという心のこもったパフォーマンスを披露。ラストの「痛いよ」まで歌いきると「みなさんに伝わる演奏ができたと思います」とはにかみながらメッセージ。会場のあちこちから「かわいー!」という声も。

続いて、2月3日に発売されたセカンド・シングル「まなざし☆デイドリーム」が好調のさかいゆうが登場。「今日は寒いので、あったまっていってください」とザ・ビートルズのカバー「ACROSS THE UNIVERSE」でスタート。楽しみながら演奏しているオーラを身体全体から発し、噂通りのシルキー・ボイスとピアノテクニックで会場を魅了。「まなざし☆デイドリーム」ではオーディエンスから手拍子がおこり、会場と一体となって盛り上がった。3月24日にはさかいゆうも出演した「Augasta Camp 2009~Extra~」DVDがリリースとなる。

そしてトリを務めたのは、この日の出演アーティストの中では最も長いキャリアを誇るK。STARDUST REVUEのカバー「トワイライト・アヴェニュー」でしっとりとスタート。一曲、一曲ときにひょうきんに、ときにフレンドリーなMCでオーディエンスとコミュニケーションをとりながら進行。語りかけるように丁寧に歌うKのパフォーマンスは客席とステージの垣根をどんどん低くし、あたたかい雰囲気に包まれるライブとなっていった。

アップテンポの「LOVE FREAK」「Y.E.S.」でライブを終えると鳴り止まぬ拍手に再び登場、「今日は生ピでいくと聞いていたから絶対に歌いたかった」とブルースハープとピアノでビリー・ジョエルの「Piano Man」を歌い、さらに「5周年を迎えるので、初心に帰ってがんばりたいという気持ちでデビュー曲を歌いたい」と「over…」を演奏し、この日のライブきっちりと締めくくった。

<J-WAVE BOOM TOWN“Sounds Green Live”>
2010年2月17日(水)
@渋谷 duo music exchange
出演:清 竜人、さかいゆう、K
MC: クリス智子(J-WAVE「BOOM TOWN」ナビゲーター)
主催・企画:J-WAVE
制作:H.I.P.

●清竜人
1.ラヴ
2.ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
3.Morning Sun
4.マドモアゼル
5.痛いよ

●さかいゆう
1.ACROSS THE UNIVERSE
2.ウシミツビト
3.まなざし☆デイドリーム
4.ストーリー
5.train

●K
1.トワイライト・アヴェニュー
2.卒業〜Melodies of Memories〜
3.会いたいから
4.LOVE FREAK
5.Y.E.S.
EN1 Piano Man
EN2 over…

◆J-WAVE「BOOM TOWN」サイト
◆清 竜人オフィシャルサイト
◆さかいゆうオフィシャルサイト
◆Kオフィシャルサイト
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