ドノヴァン・フランケンレイター、サーフロックへ電撃移籍

ドノヴァン・フランケンレイターの、サーフロック・インターナショナルへの移籍が発表された。これまでユニバーサル・ミュージックからアルバム3作とDVD1作を発表してきたドノヴァン・フランケンレイターは、2008年にリリースした前作『PASS IT AROUND』をもってその契約を終了、サーフ・ミュージックに突出するレーベル、サーフロック・インターナショナルを新たな活動の場所に選んだようだ。

実は、サーフロック・インターナショナルの代表は元ユニバーサル・ミュージック社の社員であり、日本市場でドノヴァンの音楽プロジェクトの立ち上げを手掛けた人物でもある。最強のタッグがここに復活することとなり、今後の展開が楽しみだ。

「サーフ＆ロック、それこそがオレの人生そのもの。“サーフィンと音楽をやる”ってことさ。サーフロック・レーベルの一員になるのはすごく嬉しい。これからの将来が楽しみだよ。だってレーベルの仲間と、音楽をプレイしながら、良い波に乗りまくれるんだぜ」──ドノヴァン・フランケンレイター

ますは4月初旬に、ザ・ローリング・ストーンズやトム・ペティをドノヴァンがカバーした6曲入りミニ・アルバム『Recycle Recipe 2』をリリース。その後5月に1stアルバム『Donavon Frankenreiter』の楽曲をハワイアン風にアレンジして再録音した、セルフ・カバー・アルバム『Donavon Revisited』を、6月には現在レコーディング中のニュー・アルバム『I Got A Feeling』のリリースが予定されている。

3作連続という強烈リリースとともに、日本列島は桜の季節から次第へ太陽の熱が近くなる海のシーズンへと向かっていく。2010年の夏を彩る作品はひとまずこれで安泰だ。

4月発売予定
カバー・ミニ・アルバム（6曲入・日本限定発売）『Recycled Recipes 2』
5月発売予定
セルフカバー・ハワイアン・アルバム（10曲入予定）『Donavon Revisited』
6月発売予定
ニュー・アルバム『I Got A Feeling』