レディー・ガガ、バン・Bなどもハイチ支援を表明。

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12日にカリブ海の島国ハイチを襲った大地震による被害が日を追って深刻さを増す中、いち早くTwitterで募金を呼びかけた同国出身のラッパー/プロデューサー、ワイクリフ・ジョン(Wycleaf Jean)に続いて、バン・B(Bun B)、レディ・ガガ(Lady Gaga)などが続々と支援の声をあげている。

ベテラン・ラッパーのバン・Bは、18日に地元テキサス州ヒューストンでスリム・サグ(Slim Thug)などの地元アーティストらと共にHouston For Haitiと題したチャリティコンサートを開催、収益金全額を寄付すると発表した。また、米国で絶大な影響力を持つ名物TV司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfley)の番組に出演したレディ・ガガ(Lady Gaga)は、同番組内で24日のNY公演の全収益と同日の公式HP上での売上金をハイチの支援活動のために寄付する意向があることを明かした。他にも、ワイクリフと俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)がホスト役で24時間チャリティ特別番組が22日に米主要TV局並びにMTVをはじめとするケーブルTV各局で放映予定とのこと。

また日本ではこの週末、多数のナイトクラブやライブ会場でハイチ支援のための募金箱が設置され、Jazztronikの野崎良太はイベントの全ギャランティを寄付するなど国内クラブミュージックシーンでもチャリティの気運が高まっている。

一方、14日、震源地に近く壊滅的被害を受けた首都ポルトープランス入りしたワイクリフは「この世の終わりのようだ。秩序も乱れているから一刻も早く政府レベルでの援助を行わないと、犠牲者が増える一方だ。一日中遺体を片づける作業をしていた。安置する場所がなく街中にあふれているんだ」などと現地の様子を語った。また、ワイクリフの主宰するYele Haiti Foundationメンバーとして活動していたラッパー、ジミー・O(Jimmy O)が瓦礫の下敷きで遺体となって発見されるという残念なニュースも届いている。

◆レディ・ガガ Artist Info(notrax)
◆レディ・ガガ Artist Video(notrax)
text by notrax
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