平原綾香は宇宙人？ ヒララとケロロ軍曹が地球侵略に意気込み

2010年2月27日に全国公開される映画『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』の制作会見が9日、ホテルニューオータニで行なわれ、ケロロ軍曹と主題歌を担当する平原綾香が登場した。

平原のデビュー曲「Jupiter」と絡めて、ケロロ軍曹が「ジュピターから来たんですか？」と平原に問いかけると、「そうです、ヒララです！　ペコポン（地球）侵略大賛成です！」と答え、ジュピターはどんな星なのかという質問には、「肌寒い星ですね。太陽系の内側から数えて第5番目の惑星ですね」とすっかり宇宙人になりきって答えた。

スポーツ紙で「宇宙の歌姫」と紹介されていた平原を、宇宙人と勘違いしたケロロ軍曹がラブコールを送ったことで、今回主題歌を担当することになったという平原は、「本当にケロロが大好きで、ラブコールをいただいて本当に嬉しかった」とコメント。事務所ではケロロ軍曹のスリッパを履き、家ではケロロ軍曹の人形と一緒に寝ていることを明かした平原に、ケロロ軍曹は「ヒララ殿に我輩踏まれているのですね！」と喜びの声を上げた。

主題歌について平原は、「チャイコフスキーのバレエ組曲『くるみ割り人形』のなかの“トレパック”がモチーフなんです。作詞の際、ケロロがボルシチ食べている姿やコサックダンスをしている姿が浮かんできて、これだと思いました。ケロロを知っている人であれば、共感してもらえる歌になっていると思います。大切なことや諦めないことを、私なりに歌詞にしました」と話した。

また、制作会見ではケロロ軍曹のバースデーパーティーも行なわれ、ケロロ軍曹と平原が一緒にバースデーケーキのろうそくの火を吹き消す場面もあった。

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