[2009楽器フェア速報]マーティン、憧れブランドの意外な人気モデル
黒澤楽器は、憧れのアコースティック・ギター“マーティン”のブースを展開。一番目立つ場所にイエスのスティーヴ・ハウの写真を掲げて彼のカスタムモデルを展示し(写真:上)、ブース内には人気のレギュラーモデルをずらりと揃えるなど、老舗ならではの重厚な品揃えに来場者は感嘆の声を上げている。
さて、D-25、D-28、D-45などのレギュラーギターの人気の高さは相変わらずだが、ここ最近、意外なギターが人気を集めているらしい。それがエレクトリック・アコースティック・ギター(写真:中)なのだ。マーティンにエレアコがあるということ自体を知らない人も多いのではないだろうか。
マーティンに憧れを持っている40~50歳代の世代では、アコースティックギター=フォークというイメージが強い。しかし、最近では、フォーク以外を演奏するストリート系のミュージシャンもマーティンを選択する人が多く、またギターデュオ、バンドでのアコギの活用など、アコギの使われ方が広がっている。
そんななかでエレアコのニーズが急上昇。マーケットは確実に広がっているという。人気はOCM-1Eなどの比較的安価なモデル。ま、20万円以上はするのだが…。
モデルは、ワン・カッタウェイ、ビッグボディ、エレアコ特有のThinボディーまで品揃えと価格帯も豊富。多様な音楽と好みに合った製品が揃っているので、選択肢に問題はない。
さてさて、では1970年代に青春を送った世代は、どのモデルを選んでいるのだろうか。やはりフォークの影響が強いようで、“憧れのギター”としてマーティンを選ぶ人が目立ち、D-28などのモデルが人気が高いのだという。
そういう世代の人が涙を流しそうな展示があった。それは先日、逝去されたミュージシャン加藤和彦のモデルCTM D-455M(写真:下 左上)だ。加藤氏の写真、追悼文とともに展示され、その横には、一緒にバンド“和幸”を組んでいたアルフィーの坂崎幸之助のモデル(写真:下 右下)も並んでいた。彼らのあの素晴らしい音楽は、マーティン・ギターによって作られていた。それも、マーティンが持つ歴史の一つである。
自分はギターも上手くなく、いい音を聞き分ける耳も持っていない。そんな自分はどのマーティンのモデルを選べばよいのだろう、と悩んでいる人は多くいると思う。そんな人に、マーティンの関係者から助言をもらった。
音の良し悪しとは、まったく個人によって違うもの。よく“このギターは鳴る”とか“鳴りが悪い”などという言い方があるが、それはボディの大きさなどでもまったく違うので、お店で実際に弾いてみて、また店員さんが弾くのを聞いてみたりして、自分が一番気持ち良いと思えるギターを選ぶこと。とのことだ。
◆黒澤楽器
さて、D-25、D-28、D-45などのレギュラーギターの人気の高さは相変わらずだが、ここ最近、意外なギターが人気を集めているらしい。それがエレクトリック・アコースティック・ギター(写真:中)なのだ。マーティンにエレアコがあるということ自体を知らない人も多いのではないだろうか。
マーティンに憧れを持っている40~50歳代の世代では、アコースティックギター=フォークというイメージが強い。しかし、最近では、フォーク以外を演奏するストリート系のミュージシャンもマーティンを選択する人が多く、またギターデュオ、バンドでのアコギの活用など、アコギの使われ方が広がっている。
そんななかでエレアコのニーズが急上昇。マーケットは確実に広がっているという。人気はOCM-1Eなどの比較的安価なモデル。ま、20万円以上はするのだが…。
モデルは、ワン・カッタウェイ、ビッグボディ、エレアコ特有のThinボディーまで品揃えと価格帯も豊富。多様な音楽と好みに合った製品が揃っているので、選択肢に問題はない。
さてさて、では1970年代に青春を送った世代は、どのモデルを選んでいるのだろうか。やはりフォークの影響が強いようで、“憧れのギター”としてマーティンを選ぶ人が目立ち、D-28などのモデルが人気が高いのだという。
そういう世代の人が涙を流しそうな展示があった。それは先日、逝去されたミュージシャン加藤和彦のモデルCTM D-455M(写真:下 左上)だ。加藤氏の写真、追悼文とともに展示され、その横には、一緒にバンド“和幸”を組んでいたアルフィーの坂崎幸之助のモデル(写真:下 右下)も並んでいた。彼らのあの素晴らしい音楽は、マーティン・ギターによって作られていた。それも、マーティンが持つ歴史の一つである。
自分はギターも上手くなく、いい音を聞き分ける耳も持っていない。そんな自分はどのマーティンのモデルを選べばよいのだろう、と悩んでいる人は多くいると思う。そんな人に、マーティンの関係者から助言をもらった。
音の良し悪しとは、まったく個人によって違うもの。よく“このギターは鳴る”とか“鳴りが悪い”などという言い方があるが、それはボディの大きさなどでもまったく違うので、お店で実際に弾いてみて、また店員さんが弾くのを聞いてみたりして、自分が一番気持ち良いと思えるギターを選ぶこと。とのことだ。
◆黒澤楽器
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