ジョージ・マイケル、「ラスト・クリスマス」以来のクリスマス・ソングをリリース

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ジョージ・マイケルがこの冬、ワム!時代の「ラスト・クリスマス」(1984年)以来初めて制作したクリスマス・ソング「December Song」をリリースすることになった。同トラックは2008年、彼のオフィシャル・サイトから期間限定でフリー・ダウンロード配信されたもの。今回、リマスターされ正式にリリースされることになった。

曲はジョージ・マイケルとデヴィッド・オースティンの共作。2008年12月25/26日の2日間のみGeorgemichael.comでダウンロード可能だった。オースティンによると、曲は当初スパイス・ガールズを念頭に作られたものの、締め切りに間に合わず、一度はマイケル・ブーブレに提供されるのが決まったが、結局ジョージが自分のために取っておくことにしたという。

この5年、UKではオーディション番組『X Factor』の優勝者が連続でクリスマス・チャートのトップを飾っている。マイケルはリリース前にその『X Factor』で同トラックをパフォーマンスするともいわれている。ちなみに「Last Christmas」はリリースされた当時、その年のクリスマス・チャートの1位に輝くものとみられていたが、バンド・エイドに阻まれ、クリスマスどころかその後もUKチャートのトップを獲得できなかった(最高位2位)。

マイケルはまた、12月に初のライブDVD『Live In London』をリリース予定。2008年8月に行なわれた“最後”の公演を収めたもの。ワム!時代からの集大成ライヴとなっている。

Ako Suzuki, London
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