試写会場にアンヴィル登場、熱狂のパフォーマンス

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10月24日(土)より公開となるドキュメンタリー映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』の試写会が、10月20日(火)お台場Zepp Tokyoにて開催。本編上映後にアンヴィル本人が登場し、予期せぬライヴ・パフォーマンスを披露した。

◆試写会場にアンヴィル登場、熱狂のパフォーマンス ~写真編~

サプライズは映画本編上映のエンドロールが終わった直後。終了と同時にスクリーンが上がり、ステージにスペシャル・ゲストのアンヴィルが登場。そのハプニングに会場を埋め尽くしたおよそ1000人の観客がステージ前に押し寄せる状況となり、Zepp Tokyoの場内は一時大騒乱になった。Zepp Tokyoというロケーションとしては何ら不思議な光景ではないが、これが映画試写会となると話は別だ。

アンヴィルが代表曲「メタル・オン・メタル」を演奏すると、前方に殺到したオーディエンスを中心にして場内はたちまちライヴの熱気に包まれた。映画の中でアンヴィルへの想いやアンヴィルへの愛おしさが募った観客たち…そんな涙腺を緩ませる気持ちMAXの状態で、本人が目の前に登場したのだから、異常な興奮も当然のこと。

その後アンヴィルとガバシ監督によるトークが行なわれたが、MCを務めた襟川クロも「お客さんがスタンディングの状態なんて前代未聞。こんな試写見たことない」と興奮のコメント。いやいや、映画を見た後ならば、それは当然の行動ですって。

ガバシ監督は「映されている全ての真実に、あらゆるものを越えた友情や家族の物語がある。皆さんが自分を照らし合わせて、自分たちの物語として見ていただける作品」とこの映画に込めたメッセージを語った。

「多くの方が共感できるものがこの映画にあるから。有名無名関係なく、もし夢を持っているなら、そしてなにかをなし得ようと日々戦い続けているなら、この映画はヘヴィメタルという枠を越えて、それ以上の多くの人の心に届くものじゃないかと思います」──ガバシ監督

この日はガバシ監督がキアヌ・リーブスから託された日本のファンへのメッセージや、今作を支持するTOKIOの長瀬智也によるビデオコメントの上映も行なわれた。

さらに鳴りやまぬ歓声に応え、アンヴィルは予定にはなかったアンコール曲を10月21日に発売となる最新アルバム『This Is Thirteen ~夢を諦めきれない男たち~』から演奏。試写会はいつの間にか熱狂のライヴとなって幕を閉じた。

試写会写真:畔柳雪子

『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』
監督:サーシャ・ガバシ
出演:スティーヴ“リップス”クドロー(ANVIL)、ロブ・ライナー(ANVIL)、ラーズ・ウルリッヒ(メタリカ)、レミー(Motorhead)、スラッシュ(ガンズ&ローゼス)他
(2009/アメリカ/81分)
提供:ソニーミュージックエンタテインメント/配給・宣伝アップリンク
10月24日TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開
◆映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』オフィシャルサイト
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