伊藤淳史×サンボマスター、『いずみと僕と彼と俺』を語る

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携帯電話はもちろんのこと、PCやau BOXといったの様々なタッチポイントを通して楽しむことができるドラマ配信プロジェクト:LISMOオリジナルドラマ。今回第7弾となる『いずみと僕と彼と俺』で主人公を演じる伊藤淳史と主題歌「僕は自由」を担当するサンボマスターが、対面インタヴューに応じてくれた。

TVドラマ「電車男」主題歌以来の縁でもある両者、伊藤淳史もサンボマスターもケータイドラマ参加は初とのことだ。

──今回の作品は携帯ドラマですが、どのように役に取り組みましたか?

伊藤:携帯ドラマということにこだわりは持たず、ショート・ムービー的な感覚で取り組みました。脚本を読んだら凄く面白くて、そこには色んなものがつめこまれていました。それを短い一話一話の中にいかに多くつめこむか、でも多すぎると思われないように、みんなに気持ち良く観てもらえることを考えながら、楽しんで撮影しました。

──演じたコウスケというキャラクターは、同じ男性としてどう感じましたか?

伊藤:流されやすい男だなって思いました(笑)。人に言われて、すぐ意見を変えちゃうところとか。言い方によっては、順応性があるのかもしれませんが。でも、芯がないってわけじゃないので、“振り回される男”という部分を意識して演じました。

──サンボマスターのみなさんは、第一話と予告篇をご覧になったそうですが、感想は?

山口:いやあ、面白かったですね。伊藤さん、本当に振り回されていましたね(笑)。僕、伊藤さんのこと、役者さんとして大好きなんですよ。

木内:次が気になりますね。伊藤さんが演じたコースケ、凄く感情移入できるキャラクターですよね。

近藤:一話だけでこれだけ見せられたら、俄然続きが観たくなりましたよ!

──伊藤さんにお聞きしますが、この作品の男女のシチュエーションについてどう思いましたか?

伊藤:僕は、こういう経験ぜんぜんないですね…。僕が日常でこういう状況に置かれたら、絶対許せないだろうって、思います。でも、あんな風な状況で一人の女性をめぐって何人もの男が顔を合わせるようなことがあったら、わけわかんなくなっちゃうのかな、とも思いました。それぞれお互いに腹を立ててるんだけど、男同士で非難し合うこともないし、女も決して責めないという。そういう不思議な関係性に面白さを感じました。

──優木まおみさん/長州力さんと共演してみていかがでしたか?

伊藤:長州さんは、もの凄く物腰が柔らかくて優しい、とてもいい人でした。現場にいると、なんだか「ドラゴンボール」で言うスーパーサイヤ人みたいな強烈な雰囲気を放っていたんですが(笑)、話してみると本当にいい人で。優木さんは、滅茶苦茶綺麗で、可愛らしい人でした。年齢が29歳だってお聞きして、びっくりしたんです。全然そうは見えなくて、同世代だろうなって思っていたので本当に驚きました。とても素敵な女優さんですよね。

──サンボマスターの皆さんは、普段映画を観て作曲のインスピレーションを受けることはありますか?

山口:映像から影響を受けることは、ありますね。僕、市川崑監督の『股旅』が大好きなんですけど、あの作品には特に影響を受けていると思いますね。伊藤さんの演技を見ると、こういう俳優さんって最近いなかったって思うんですよね。みんなが共感できるような、小林圭樹さんの系譜の俳優さんが昔はたくさんいたんですが、伊藤さんが久々にそういう空気を持っている感じがします。日本の俳優の財産だと思いますね。

第7弾『いずみと僕と彼と俺』
10月5日~毎週月曜日、約5分間ドラマ配信中 情報料無料
出演:伊藤淳史
監督:小林聖太郎
主題歌:サンボマスター「僕は自由」
(c)『いずみと僕と彼と俺』プロジェクト2009
≪アクセス方法≫
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「いずみ!お前は一体何者だ~?」親友の、自称俳優、宇野(青木崇高)から地方ロケ中の留守番を依頼された「僕」ことコウスケ(伊藤淳史)は仕事の憂さ晴らしに宇野の彼女の部屋へと赴くが…。宇野から聞いた彼女「いずみ(優木まおみ)」の清純な印象とは異なり、その暗部、ファム・ファタルな匂いがチラチラ見え隠れする。ウィスキーの瓶でもみ消された吸い殻にも男の影が。自称元彼を名乗る図々しい近藤(米村亮太朗)、自称婚約者・吉田(戸田昌宏)など癖ありワケありな面々がその部屋を訪れ、宇野になりきったコウスケに「いずみ」への恋心を語り出す。遂には、いずみのパパを名乗るこわもての中年男・村井(長州力)まで乗り込んできて…。
※ドラマを携帯で見た人全員に、長州力の“伝説の名言”を着ボイスとしてプレゼント中。
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