エミネムの音楽出版社がApple社を提訴。

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ラッパーのなかでも随一の人気を誇るエミネム(Eminem)の音楽出版社Eight Mile Styleとその版権管理業務を担当するMartin Affiliatedが、楽曲の著作権侵害などで米アップル社を提訴、今月24日にミシガン州デトロイトの裁判所で公判が開始される。

原告側はアップル社が93曲の楽曲を、無断でiTunes Storeでダウンロード販売できる状態にしたと指摘しているが、アップル社はエミネムの所属するレーベルAftermath Entertainmentから楽曲販売の許可を得ていると反論。これに対し、原告側はデジタルダウンロードに関する権限を持たないAftermath Entertainmentの許可は無効だとしているが、アップル側は同レーベルの持つ楽曲の権利は、すべてのフォーマットのメディアに有効だと主張しているという。

エミネムは、楽曲の著作権侵害などを主張し過去にApple社を数回提訴しているが、2004年にシングル"Lose Yourself"を広告に無断使用したとして同社を訴えた裁判では、和解が成立している。

◆エミネム Artist Info(notrax)
◆エミネム Artist Video(notrax)
text by notrax
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