ピンク・レディー、岩崎宏美…70~90年代アイドルたちのベストが一斉発売

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1970~90年代に一世を風靡した女性アイドルたちのベストアルバムが、9月16日にビクターエンタテインメントより一斉リリースされた。

リリースされたのは、ピンク・レディー、岩崎宏美、桜田淳子、荻野目洋子、松本伊代、高橋由美子のベストアルバム。当時のトータル売り上げ枚数は、ピンク・レディーが1100万枚、岩崎宏美が800万枚、桜田淳子が600万枚と、現在では考えられないメガヒットを記録している。

◆アイドル時代の写真を使った6人の『ゴールデン☆ベスト』ジャケット写真

また、荻野目洋子は今回収録されている曲目だけでも計270万枚、松本伊代は210万枚、高橋由美子は130万枚と、驚くべき数字を叩き出しており、この6アーティストの売り上げ枚数を総合すると、なんと3,140万枚にものぼる。高度成長の日本経済下においてレコード産業も拡大基調にあり、中でもアイドルの人気は尋常じゃないパワーを持っていたのだ。

今回リリースされるベストアルバムの収録内容は、過去にリリースされたベスト盤とは一味違う趣向が凝らされており、ピンク・レディーは、解散までの全シングルA・B面だけを初コンプリートしたファン待望の一作となっている。また、岩崎宏美と桜田淳子は、全シングルA面曲をもれなく収録した3枚組の大ボリュームとなっており、コアファンも納得の聴き応えだ。

そして荻野目洋子、松本伊代、高橋由美子は、オリコン調べによるシングル・セールスの上位順に楽曲を収録。オリコンセールス順に収録した企画盤ベストは、過去に岩崎宏美がリリースしているが、すでにベストアルバムがリリースされているにも関わらず3万枚のロングヒットを飛ばしており、人気の企画であることがわかる。

さらに、価格も1枚組¥2,000、2枚組¥3,000、3枚組\4,000と大変お買い得。当時、彼女たちに夢中になっていた人はもちろん、当時の彼女たちを知らない世代の人たちにも、刺激たっぷりな作品になっているはずだ。ここは日本の歌謡界の才能が大結集された名作の数々の宝庫だから。

ピンク・レディー
『ゴールデン☆ベスト~コンプリート・シングル・コレクション』
VICL-63438~9 ¥3,000(税込)
2009年9月16日発売

岩崎宏美
『ゴールデン☆ベスト デラックス~ザ・コンプリート・シングルス・イン・ビクター・イヤーズ』
VICL-63420~2 ¥4,000(税込)
2009年9月16日発売

桜田淳子
『ゴールデン☆ベスト~コンプリート・シングル・コレクション』
VICL-63440~1 ¥3,000(税込)
2009年9月16日発売

荻野目洋子
『ゴールデン☆ベスト』
VICL-63418 ¥2,000(税込)
2009年9月16日発売

松本伊代
『ゴールデン☆ベスト』
VICL-63419 ¥2,000(税込)
2009年9月16日発売

高橋由美子
『ゴールデン☆ベスト』
VICL-63455 \2,000(税込)
2009年9月16日発売
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