BLACK VELVET、横浜BLITZでのファーストライブはカオスな空間に
2009年9月6日(日)、BLACK VELVETのファーストライヴである「Love or death」が横浜BLITZにて行なわれた。3月のデビュー以前からライヴが熱望されていたブラベル。開始を待ちわびるファンで横浜BLITZは埋め尽くされた。
会場内外では初のライブグッズ販売のほかに、CDを買うと購入者特典として非売品ポスターがもらえるということもあり、開演前から会場は盛り上がりをみせていた。また、ドラァグクイーンのコスプレをした人、きわどい服装など、2ndマキシ・シングル「Drive me crazy」のPVを彷彿させるエロティックな身なりのファンもいたりと、会場は異様な熱気に包まれていた。
ファーストライヴ開演を待ちわびる客席の向こうに、巨大な白い幕がステージを遮るように張られているのが目に入る。
そして、白い幕が張られたままメンバーがステージに登場。1曲目の「Vermilion pavilion」のイントロが鳴るとともに幕が落ち、彼らが姿を現わした。ライブという形では初対面となるメンバーの姿に狂気にも似た歓声が響く。立て続けに「bad monkeys summit」「Wack head to the blue sky」の、ヘドバン必至のクレイジーな曲を披露。Toshiyuki(Vo)の「初めまして、BLACK VELVETです!」というMCに客から割れんばかりの拍手と歓声が巻き起こった。
さらに、かどしゅんのドラムソロ、prosのベースソロ、ita-shinのキーボードソロなども曲間にはさみ、パフォーマンスの高さも魅せつける。「Drive me crazy」では同曲のPVさながら、ドラァグクイーンやセクシーダンサーが登場し、ステージ狭しと踊り狂る様に客は釘付けに。
アンコールでは「俺らが昔から大好きな、バンドをやるきっかけになったグループの曲を歌いたいと思います。Axl for you...」というToshiyukiのMCで始まったのは、Guns N' Rosesの名曲「It's So Easy」。軽快な曲でノリノリの彼らは真剣な中にもどこか楽しげな少年のような表情を浮かべていた。ダブルアンコール含め全15曲、2時間にわたる重厚爆音のライヴで、BLACK VELVETの歴史に新たな1ページを刻んだ。
この日披露された新曲「Bleed」、「revive」は、11月26日に3rdマキシ・シングルとして発売されることが決まっている。また、早くも2ndライブが決定し、11月7日(土)、場所は渋谷AXにて開催される。当公演のチケットは、電子チケットぴあにて現在先行予約を受け付け中だ(締め切りは9月15日12:00)。
3rdマキシ・シングル「Bleed」
2009年11月26日発売
MMCC-4214 ¥1,890(tax in)
1. Bleed
2. revive
※各曲off vocal収録予定
※PV収録のDVDが付属
<BLACK VELVET 2nd.LIVE Live and die>
11月7日(土)@SHIBUYA-AX
Open 17:00/start 18:00
1F立見、2F指定共に¥5,775(tax in)【ドリンク代別¥500】
◆電子チケットぴあ チケット詳細&購入ページ
◆BLACK VELVET オフィシャル・サイト
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