ザ・ビートルズ・リマスター盤最速販売、タワーレコード渋谷店ではこうだった

ポスト

ザ・ビートルズのリマスター盤がついにリリース、タワーレコード渋谷店での最速販売を速報レポート
▲ついに2009年9月9日、全オリジナル・アルバムのリマスター盤が世界同時リリースされたザ・ビートルズ。1秒でも早く聴きたいというオーディエンスの期待に応えるべく、タワーレコードの渋谷店と新宿店では、午前0時より異例の特別販売を実施。bounce.comでは、そのうち渋谷店での様子を密着取材。ムッシュかまやつとブルーズ・ザ・ブッチャーの永井“ホトケ”隆をゲストに招いたスペシャル・セレモニーの模様も含め、一部始終をここにレポート。
▲9月8日23:00~閉店直後の店内は、レイアウトの入れ替え作業でてんやわんやの大騒ぎ。店長の檄が飛ぶなか、スタッフ総出で棚を移動したり、ビートルズのアルバムを一面に陳列したりと、とにかく立ち止まる暇もないぐらいに忙しい。
▲床には、誰もが知ってる『Abbey Road』のジャケット写真を模したシルエットが。思わず並んで歩きたくなりましたが、さすがに寝転がるのは厳しいです……。みなさんやっちゃダメですよ。
▲整然と積まれたボックス・セット。ちなみに黒いほうが〈ステレオ・ボックス〉で、白いほうが〈モノ・ボックス〉です。
▲こちらはタワレコとオフィシャル・ビートルズ・ストア、公式ファンクラブ限定のコレクターズ・ボックス。ビートルズの全アルバムを収納できるほか、詳細なデータ満載のガイドブックなども付属した優れもの。
▲9月8日23:30~いよいよセレモニーがスタート。司会は渋谷店の副店長。徐々に人が集まってきましたよー。お隣のルミネマン内のカフェ〈カフェ マンドゥーカ〉よりドリンクのサービスもありお祭り感満載。

スペシャルゲストのムッシュかまやつと永井“ホトケ”隆が登場。ビートルズにまつわるさまざまなエピソードを披露。二人が初めて耳にしたビートルズ・ナンバーは、ムッシュが「たぶん、“I Want To Hold Your Hand”とかあのへん」、永井が「中学1年の時で、“Please Please Me”」とのこと。ムッシュはイギリス人のお友達に教えてもらったらしいですよ。何だかカッコイイ。ムッシュはザ・ビートルズが1966年に来日公演を行なった際、スパイダースとして出演をオファーされたとのこと。「でも(ビートルズの)モノマネをやってたんで、みんなで集まってミーティングして、結局出るのはやめにしちゃった。だから客席で観たんだけど、他の前座で出た人たちは楽屋で隔離されてて、客席で観た僕らのほうが楽しかった」といった、興味深いお話も飛び出しました。さすがです。
▲ついに0時まで残り10秒を切り、みんなの意識と携帯はくす玉へと集中。歴史的瞬間に向けてカウントダウンがスタート。
▲9月9日0:00~「3、2、1、0!」、ムッシュがくす玉を割ったのと同時にお店もオープン。待ちに待ったビートルズのリマスター盤をいち早く手に入れようと、人波が一斉に雪崩れ込んで行きます。まさにお祭り騒ぎ。
▲店内は瞬く間に大混雑。みなさんお目当ての商品を手に抱きながら店内を物色しております。Tシャツや書籍など関連アイテムも多数揃えてあるので、目移りすること間違いなしです。
▲レジも長蛇の列。この日のお客さんは、やはりビートルズ世代と思しきミドルエイジの男性の方が圧倒的に多かったものの、なかにはヤング&女性もちらほらといらっしゃいました。ビートルズの音楽は世代を超えて愛されているってことですね。深夜にも関わらずこの熱気、このパワー。おかげさまで特別販売は大盛況のうちに終了。なお、タワーレコード渋谷店及び新宿店では、今後も〈タワーレコード史上最大のザ・ビートルズ祭り〉と題してさまざまなイヴェントを開催。新宿店では、9日(水)に、ビートルズのトリビュート・バンド、The Firegrowsによるミニ・ライヴを実施。さらに、13日(日)には黒沢健一と木下裕晴の元L⇔Rコンビが、18日(金)には音楽評論家の萩原健太とビートルズ大学学長の宮永正隆が、19日(土)には同じく音楽評論家の松村雄策とCOILの岡本定義が、それぞれのビートルズに対する思いを熱く語り合うトーク・イヴェントが行われます。

※以上bounce.comより
◆http://www.bounce.com/news/daily.php/20626/
◆http://www.bounce.com/news/daily.php/20627/
この記事をポスト

この記事の関連情報