映画『大洗にも星はふるなり』主題歌に、メロ☆ライド抜擢

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茨城県大洗にある「海の家」を舞台に、豪華出演陣がひとりの女性を巡って、超カンチガイな争いを繰り広げるという暴走☆LOVE エンターテイメント、今秋公開予定の映画『大洗にも星はふるなり』。

その福田監督が大絶賛し、突然主題歌に起用されたのがメロ☆ライドの書き下ろし曲「ココニアル」だ。

今回の新曲「ココニアル」は、メンバーが台本を片手に映画の舞台でもある海へ実際に行き、完成するまで帰ってこない!と宣言し作ってきた気合の入った1曲。その間、バイトの休みをもらうことの方が楽曲作りより大変だったとの話もあるとか、ないとか。

サウンド・プロデュースには、バンドサウンドに定評のある久保田光太郎が担当。前作「スタープラチナ」ではHigh Speed BoyzとしてのデビューしたJIN(GReeeeNプロデューサー)によるプロデュースであったが、今作ではまた新たなバンドサウンドを獲得。イントロから全編に渡る印象的なアコギとバンドサウンドが印象的だ。

とはいえ、伝えるメッセージはこれまでと変わらない。「同じ仲間と同じ場所でいつまでも一緒にいたい」と願い、イントロから<君の笑い声と涙 繋いだ手の温もりが全部ここにはある>と歌い上げる。地元に何もなくてつまらないと、地方在住の若者なら誰もが一度は思ってしまう。だけど、そんな日々こそが自分にとって大切な場所だったことに、みんなが大人になって気付くものだ。彼らが「ココニアル」で伝えたい想いは、誰だって持ってる自分の故郷にある。

「主題歌の候補曲を数十曲と聴いている中で、「ココニアル」を聴いた瞬間、これしかない!と感じました。聴かせてもらった曲のほとんどがいわゆる流行り?なのか、いい感じで入るけど、途中ラップになって…というものだったのですが、この曲だけがしっかりと情景が浮かぶメロディで語られていました。ここまでやってしまっていいのか!?というハチャメチャな暴走映画のエンディングに「ココニアル」が流れることによって、それまでの全てが浄化されるという(笑)素晴らしい楽曲です。」──福田雄一監督

「幼なじみという繋がりで組んだバンドにはいつも何か特別なものを感じます。U2やエレファントカシマシしかり、技術や計算を越えた“何か”が、それらには在る様に思えます。俺はメロ☆ライドにそれを感じる事が出来ました。」──久保田光太郎プロデューサー

30年ロック一筋、メロ☆ライド。彼らこそ、映画のごとく想いを伝えるために生きてきたカンチガイ男達の物語だと、監督が深読みしたかは知らないが、バンド名にも映画同様“星”が入ってる偶然は、ちょっとした運命を感じたというのは、正直なエピソードとのこと。

◆『大洗にも星はふるなり』オフィシャルサイト
◆メロ☆ライド・オフィシャルサイト
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