ウルフルズ、再開までバイバイ。これが東京最後のライヴ

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2009年8月29、30日に行なわれるライヴ<ヤッサ>を最後に活動休止を発表したウルフルズが、7月10日六本木ヒルズアリーナでフリー・ライブを緊急開催した。

◆ウルフルズ、再開までバイバイ。これが東京最後のライヴ ~写真編~

ライヴ当日の午前0時にオフィシャルサイトとワーナーミュージック、ウルフルズページにて場所と時間が緊急発表され、午前10時から先着順で無料発券された整理券も数分で配布終了。会場付近には整理券を手に入れられなかったファンが列をなし3500名を越えるファンが集まった。

「今日はどうもありがとう、ウルフルズです。」という挨拶の後、「ガッツだぜ!!」でライヴがスタート。立て続けに「バンザイ~好きでよかった~」と大ヒット曲を披露。

「ドラマに出たり、ソロがあったりして誤解を招く仕事っぷりなのは、申し訳ない。スミマセンでした。4人で音を出すのは楽しいこと、だけどこれを何十年もやっていくかというと自信がない。
だからちょっと休みたいなと。」とトータス松本はMCの中で活動休止に関して触れ、「解散でなく活動休止といったのは、4人ともウルフルズがすごく好きだから。休止して、ウルフルズがここで出などうするんじゃ!という気持ちになったら立ち上がる。」と率直な気持ちをファンに打ち明けた。

「21年ウルフルズをやってこれたのはみんなのおかげです。本当に感謝しています。休みます!ワガママです。スケールアップしてみんなに会える日がくるといいなと思っています。」──ウルフルケイスケ

「この先のウルフルズの活動のために、活動を休止することを決めました。こうして目の前にウルフルズがいるので、目いっぱい楽しんでください!」──サンコンJr.

「いい事を言おうと思ったんだけど。。。またやれたらなと思います。」──ジョン・B・チョッパー

「借金大王」「あの娘に会いたい」といった初期の楽曲のパフォーマンスの後、「笑えれば」「サムライソウル」を力強く歌いあげたトータス松本。「ええねん」では「信じていればいいねん」とファンへメッセージを届けた。
▲トータス松本がステージから投げたこの日のピック
アンコールは、ウルフルズのライヴを締めくくる代表曲「いい女」。演奏後4人揃ってステージの端々に行き深々とお辞儀をするメンバーに、ファンからは「ありがとう!!」の声があがった。

閉演を告げるアナウンスが流れても鳴り止まない拍手と声援、アホアホパワー全開のAAPコール。するとトータス松本が一人で、先ほどとは違う衣装で登場。「今俺が一番やりたいことやっていいですか?」と話し、トータス松本ソロ名義の楽曲「明星」をアコースティックギターで一人熱唱。ウルフルズ活動休止と向き合い、ソロ活動に向かうトータス自身の決意表明として1人1人のオーディエンスと向き合い、熱唱した。

このフリーライブの模様は、7月15日(水)NHK総合「SONGS」(午後11時~)で緊急オンエアされる。

大阪万博記念公園ライヴ<ヤッサ>
2009年8月29、30日
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