ONE☆DRAFT、男たちの熱い本音が詰まった2ndアルバム『DREAMAKER』リリース記念大特集

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ONE☆DRAFT 2ndアルバム『DREAMAKER』リリース記念大特集
1年3ヶ月ぶりに放つ待望の2ndアルバム

青春を熱く生きてこそ 男たちは輝くことができる そんな本音がビッチリ詰まったアルバム

――2ndアルバムが完成しましたね。率直な気持ちを教えてください。

LANCE:1曲1曲を作る時のテンションというのは、「よーしアルバムを作るぞ」とか「シングルを書くぞ」とか、そういうことはまったくなくて。常に生み出しているものが、たまたまアルバムに入ったりシングルになったり、振り分けられていくだけなんです。今回も1曲1曲作っていった曲がアルバム1枚に厳選されて、並んだ曲を見てももちろん妥協はないし、すべてに力を注げた曲が並んでいて、すごく納得の行く1枚になりました。「ここをこうすれば良かったな」というのもまったくないし。ファーストで言うと、1曲1曲は納得してたんですけど、シングルのカップリングが多かったなというのがあったので、それとはまったく違う内容になったと思いますね。

DJ MAKKI:1曲ずつはっきりした色がありますよね。それっぽく言うならば、「新曲のスーパーマーケットや~」(彦麻呂ふうに)とでも言いましょうかね。

LANCE:…帰っていいよ!

DJ MAKKI:すみません、疲れてるもので(笑)。それぐらい、新曲がたくさん入ってます。すごい納得のいく、心の底から聴いてもらいたいと思えるアルバムになりましたね。

RYO:とてもいいアルバムができたんじゃないかと思いますね。喜怒哀楽も入っていて、まるで色鉛筆のようですね。バリエーション豊かなアルバムができたんじゃないかなと思います。

――RYOさんのソロ「愛しくて」。いい曲ですね。

RYO:3歳になる息子に書いた曲です。セリフの部分が恥ずかしいですけどね、何度聴いても。

――いや~、あそこが一番感動的です。

RYO:かわいいとか好きを通り越して、これが本当に愛するということなんだなって初めて感じさせてくれた存在なので。ギューッと抱きしめても足りなくて、それ以上やってプチッて潰しちゃいたいぐらい、という思いをそのまんま書いただけなんですけどね。まあ今のうちですけどね、こんなこと言ってられるのも(笑)。

――いやいや。親父に似て、どんどん男っぽく育っていくのが楽しみじゃないですか。

RYO:似るんですかね~、嫌だな~。母親に似てほしいですね(笑)。

――本当にリアルなテーマの曲ばかりですけど、LANCEさん、言葉に関してはどの曲もストレートに?

LANCE:曲によっては作り込むこともありますけどね。作ってる側には1曲1曲違う思い入れがあるので、それを何%注入できたのかということで言えば、今回は全部パーセンテージが高いですね。「何だこの今の気持ちは? これを曲にしたい!」と思って、その曲が出来上がった時に、どれだけその気持ちを入れられたか、というパーセンテージが高い。

――RYOさんの「愛しくて」と対になりそうなLANCEさんのバラードが「雨」だと思います。

LANCE:「雨」は3~4時間で作った曲です。できる時はスッとできるんですよ。「アルバムにあとどんな曲を入れようか」という時に、「じゃあちょっと作ってみるわ」って3~4時間で作って、「できたけど聴いてみて」って。「いいんじゃね?」「じゃあ入れるか」っていう、けっこう軽いノリだったんですけど。思いを積み重ねていく過程は長いですけど、作ってる時は一瞬でした。

――シングル「情熱」を作った時も、すごく素直にスルッとできたと言ってましたよね。そういうほうがいい曲になることが多いって。

LANCE:要は、こんなこと言ったら駄目なのかもしれないけど、制作がメインじゃないんですよ。曲を作ることのプロならば、それでやっていけばいいと思うんですけど、自分にしか歌えない歌というのは、作るところにはなくて歌うところにあるんですよね。そこを重視して作っているんで、「雨」にしても、バラードだけどライヴをイメージして、歌っている姿を想像して作るんですね。きっちり作り込んでという気持ちはもともとそんなになくて、パッと作って「これ、良くね?」みたいなノリでしたね、昔から。

DJ MAKKI:特にこのアルバムに関しては、ジェットコースター的にダダダダッと行った感じはありますね。そのスピード感の中で、どれだけ1曲をしっかり仕上げていくかをやってましたね。

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