クミコが語る、三木たかしさんが遺作「届かなかったラヴレター」にかけた情熱

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歌手のクミコが6月18日、「届かなかったラヴレター」のトークショー&ミニライブを都内で行なった。この楽曲は、2009年5月に他界した作曲家の故・三木たかしさん(享年64歳)の遺作。トークショウでは、三木さんから届けられた同曲のデモテープについて、クミコの口から語られた。

◆イベントの様子などクミコの画像

楽曲の制作段階で声が出しにくくなった三木さんからクミコの元へデモテープが届けられたのは、昨年のこと。

“(デモテープは、)歌の代わりに自らギターでメロディーを弾いたものでした。最期の炎を燃やすという感じでお仕事をして下さったと思います。病状が小康状態の時は、スタジオに来てくださって、そのときは筆談でご指導を頂きました。入院してギターも弾けなくなり、(送られてくるのが)譜面だけになりました。” ──クミコ

また、三木さんがクミコに筆談で行なったという歌唱指導については、“首を振ったり、うなずいたり。子供のようにあどけない表情で、すごい情熱を感じました。最後にかかわってくれたのも何かの縁かと思う。”と、振り返った。

そんな、在りし日の三木さんに思いをはせつつ、イベントでクミコは「届かなかったラブレター」を含めた4曲を歌唱。訪れた観客の涙を誘っていた。

◆iTunes Store クミコ(※iTunesが開きます)
◆クミコ「届かなかったラヴレター」CD情報
◆クミコ レーベルオフィシャルサイト
◆クミコ オフィシャルサイト
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