伝説の新宿・歌舞伎町のナンバーワン・ホストが歌手デビュー

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「きゃー、Ryujiじゃないのっ、何?CDデビューなのね?私が100万枚買ってあげるわ♥」

…と、マダムが騒いだかどうかは知らないが、伝説の新宿・歌舞伎町のナンバーワン・ホストが堂々の歌手デビューである。デビュー曲は5月20日(水)発売のシングル「甲突川(こうつきがわ)」だ。

デビュー記念ファーストライブ<~愛あればこそ>が5月19日に全労済ホール/スペースゼロにて行なわれたが、500人もの人々が結集、プロレスラーの武藤敬司やクラブ「愛」の愛田武社長らがお祝いに駆けつけ、その門出を祝った。

◆伝説の新宿・歌舞伎町のナンバーワン・ホストが歌手デビュー ~写真編~

そもそもRyujiは、歌手になりたくて出身地の鹿児島より上京。新宿歌舞伎町のクラブ「愛」のホストで働きそこでナンバーワンの座を獲得するものの、歌手への夢は消えることはなかったようだ。上京して20年…現役ホスト歌手として、今、めでたく船出のときが来たということだ。

以下がRyujiのコメント。「鹿児島から上京して20年。最初ディスコに勤め、その後ホストクラブで働き始めて20年が経ちました。歌手へのきっかけは、上京する前から歌手にはなりたかったが気がついたら40歳前になっていました。このままで良いのかと自問自答し、秋元順子さんも年齢的に遅くにデビューされ、勇気をもらいました。周りからも励まされラストチャンスと思い、曲を作り各方面にアプローチしました。そして、今の所属事務所が決まり今回デビューさせていただくことになりました。ホストでもナンバーワンを取れたのだから、歌手としてもナンバーワンを目指したい!」

デビュー曲の「甲突川」は、Ryujiの地元、鹿児島の市内を流れる小さな川の名だ。高校時代の思い出がよみがえる内容という。アラフォーの奥方を胸キュンさせる、川辺で初恋の女性を想うラブソングなのだ。

「今後は、お店(クラブ「愛」)に恩返し出来るように、現役ホスト歌手として頑張っていきます。愛田社長に歌手の仕事が忙しくてお店に出れません!と言えるぐらい、歌手として忙しくなりたいです」と、これまでの義理&人情は厚く、契りの世界が熱いっ!

事務所の先輩に当たるリングマスター武藤敬司は、「売れた時には、リングでコラボしよう!売れなかったら…プロレスラーやる?」と、お茶目なコメント、クラブ「愛」の愛田社長は、500人の前で「こんな沢山の人が集まってくれて…びっくりしましたよ! 私がデビューしたときは15人でした。皆さん、どうぞ応援宜しくお願い致します。Ryuji君はナンバーワンです」とエールを送った。密かに愛田社長もデビューしていたことを会話に織り交ぜるあたり、さすが生き馬の目を抜く世界なのである。

ホストと歌手、二束のわらじはどちらもはきこなしの難しいセレブの職業、今後の活躍にご注目を。

◆Ryujiビクターオフィシャルサイト
◆Ryujiオフィシャルブログ
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