THE ALFEE、「聴かない人は首しめますからね」

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5月8日(金)からTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国公開となった、ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武主演の『ウォーロード/男たちの誓い』の公開を記念して、エンディングテーマ「風の詩」を歌うTHE ALFEEの桜井賢、高見沢俊彦が舞台挨拶を行なった。

会場はTOHOシネマズ六本木ヒルズの一番大きなスクリーン7だったが、THE ALFEEの舞台挨拶となれば、およそ650の席は発売10分後で完売という相変わらずの人気っぷり。たかみーはBARKSアンケートでも堂々5位の“王子様”ですから。

今回エンディングテーマソングを手がけるにあたって、作詞・作曲を務めた高見沢俊彦は、「普段から映画はよく観るんですけど、今回戦いの映画ということでかなりワクワクしていました。戦いのシーンはかなりリアルで、主演3人の男同士の友情の話もワクワクするんですけど、何より切なくなるんです。この映画のもの悲しいところが、自分の中でどっしりきましたね」と語った。

「風の詩」のメインボーカルを務める桜井賢は、「ひとつの目的に向かって3人が向かっていく。でも除々に3人の考え方にズレが生じていくのですが、そのズレがとても切ない。終わった後に、胸がキュンとしました」とコメント。

2009年でデビュー35周年を迎えたTHE ALFEEだが、意外にも海外映画への楽曲提供はこれが初だ。高見沢俊彦は「自分で映画を観てても、これは合わないなと思うことが多いので、エンディングテーマを頼まれた以上は、この映画をリスペクトした曲にしたいと思いましたね。僕もエンディングロールで席を立ってしまうこともありますが、この映画だけは最後まで聞いていてもらいたいという曲にしました」と語り、集まった観客も思わず大きな拍手で、たかみーをリスペクト。

それを受けて桜井賢は「僕も本編を観てからレコーディングしたのは今回が初めてです。高見沢が作ったのを聞いた時、本当にぴったりだなと思ったんです。素直にこの映画に合った曲になったので、自信を持ってレコーディングできました。もし今日エンディングロールがかかっている最中に帰る人がいたら、首しめますからね(笑)」と、ゴキゲンなコメントでその出来の満足度をアピール。

劇中の義兄弟の契りを交わした3人と、THE ALFEEを照らし合わせた高見沢俊彦は「向上心のあるこんな立派な奴らはアルフィーにはいません。1人でもいたら35年も続きません」ときっぱり自虐宣言し、会場は大いに盛り上がった。

映画『ウォーロード/男たちの誓い』はブロード・メディア・スタジオ配給で、5月8日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国公開。「桜の実の熟する時/風の詩」は5月13日(水)のリリースだ。
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