DOES:普通の男子たちよ、DOESを聴け!3rdアルバム『The Wrld's Edge』特集

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[BARKS FEATURE] DOES New Alblum『The World’s Edge』特集

普通の男子たちよ、DOESを聴け!

INTERVIEW-01
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「今回はハードな音で1曲1曲が立っていてカッコいい、というテーマを頭に入れてやってました。」 ケーサク

――前作から1年半の間に、シングル「曇天」などのヒット曲が出て、満を持しての3rdアルバム。どんなテーマで作ろうと思ったんですか?

氏原ワタル(Vo & G):ハードな音、エッジの立った音作りですね。ハードコアやヘヴィメタルを聴いて育ったんで、やっぱりそういうバンドが好きだし、3人でやるのならそれが一番いいというか、そこへ向けて振り切るのがいいんじゃないかと。エッジの立った音の上に歌が乗っているほうが、双方が際立つと思ったので。それで去年1年間、作っては録り、作っては録りを繰り返してました。

――かなり長い時間をかけてるんですね。

ワタル:そうですね。作って録音してライヴして…それで1年間かかったんですけど、その場その場で完成しているわけだから、楽と言えば楽なんです。1か月の間に詰め込んでやるとか、そういうことをしないで済むので。それは前とはやり方が違いますね。録った時期が違うから、まとめたら変になるかな?と思ったんですけど、全然ならなかったから、良かったなと。

――音はヘヴィで、メロディはポップで、歌はストレート。そのバランスが絶妙でした。

赤塚ヤスシ(B):歌は、今までで一番情感があると思います。感情が入ってますね。

――前作までを踏まえて、個人的なテーマはありました?

森田ケーサク(Dr):個人的というよりは、今回はハードな音で1曲1曲が立っていてカッコいい、というテーマを頭に入れてやってました。レコーディングを重ねるうちに、「よりカッコよく」という気持ちがどんどん強くなってきて、1曲1曲に気合を入れて集中してできたと思います。

――リズムでいうと、四つ打ちがかなり増えましたよね。

ケーサク:多いですね。4~5曲入ってるのかな。でも、四つ打ちに思えない感じの曲が実は四つ打ちだったりとか、そういうのもあるので。バラエティ的には、かなりある感じだと思います。

ヤス:ヘヴィでメタリックな音はもともと僕も大好きなので。本当に好きだった憧れのミュージシャンたちとか、今まで通ってきたものを普通に出す感じでしたね。今までで一番余計なことをやってないし、考えていないアルバムだと思います。普通に体で弾けたというか、感情で弾けたというか。

――音のイメージのほかに、アルバムとしてこういう曲を作りたいというプランはありましたか。

ワタル:それよりも、1曲1曲シングル級の曲を作りたい、という気持ちでしたね。シングルがあるから、アルバムではもっと実験的なやつをやろうとかじゃなくて、全部同じようなテンションで作ってます。だから最終的に並べてみて、シングルを知らない人が聴いたら、どれがシングルかわからないぐらいの曲ばかりだと思います。濃いですね。

――アルバムには未収録ですけど、「トーチ・ライター」は?

ワタル:あれは映画『クローズZEROⅡ』のための書き下ろしで、アルバムのコンセプトとちょっと違うんで。だから「世界の果て」とダブルA面という形でシングルに入れました。まず映画のイメージがあって、スローバラードがほしいともいわれていたので、ああいうふうな感じになったんですね。ダークなバラードというか。一晩で作ったんですけど、すぐできたわりには、けっこういいものがパッと浮かんだんですよね。

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