AKAI、直感的に操作できるLive専用コントローラー「APC40」を発売

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トラックメイカーには馴染みの深いAKAIから、Abletonとの完全コラボレーションにより開発されたLive専用コントローラー「APC40」が発売される。Ableton Liveのコントローラーはすでに他社からも発売されているが、このAPC40は比較的手の届きやすい価格に設定されることが見込まれているものだ。

このAPC40はLive専用のコントローラーなので、PCにUSBで接続してLiveを起動すれば、特殊なマッピングの設定なしに音楽制作、DJパフォーマンスへと活用できる。また直感的でリアルタイムにミキシングができるLive特有のセッションビューをそのままハードウェア化しているのが大きな特徴だ。

これは「CLIP LAUNCH BUTTON」といって、写真で確認できる縦フェーダーの上部にある色とりどりのボタンがそれで、このCLIP LAUNCH BUTTONを装備していることで、コンピューターのディスプレイを確認することなく、APC40本体上でクリップの状態を把握できるのだ。

最近のDJはPCを覗き込んでばかりいて、正直言って見た目にカッコ良くない。まるでブースの中で仕事でもしているかのようだ。しかしAPC40なら、もっと直感的でPCのディスプレイから開放されたミキシングが可能になるし、何よりカッコ良い。Liveも8にバージョンアップしたことだし、このタイミングでフィジカルコントローラーの活用も考えてみたい。

また、APC40はAbleton Live Lite AKAI professional APC Editionを同梱しているので、まだLiveを使っていないという人でも安心だ。

APC40(Ableton Performance Controller)
価格:オープン
予想価格:48,000円(税抜き)
発売時期:2009年5月下旬

◆AKAI PROFESSIONAL
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