東京タワーが7色に輝く「虹始見」の一夜

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立春、春分、夏至、秋分、立冬、大寒…など、1年を24等分して季節を表す二十四節気は、生活の中でも馴染みのある季節表現だったりするが、その二十四節気をさらに5日ずつの3つに分けた「七十二候」という暦がある。

その「七十二候」によると、2009年は4月15日からの5日間が「虹始見(にじはじめてみる)」という暦にあたり、「雨上がりに虹が出始める季節」の意を持つという。

そんな4月15日にリリースされるのが、2009年初のリリースとなるコブクロのシングル「虹」だ。なんともコブクロらしい、繊細な表現じゃないか。

「虹」は、2009年3月に東京タワーをはじめとした全国10ヵ所で行なわれた<ファンフェスタ2009>で初披露された楽曲だが、再び東京タワーがコブクロとコラボ、4月15日(水)には東京タワーが虹色に輝くという。18:05~24:00の間、虹色になるスペシャル企画だ。

コブクロの代表曲でもある「蕾」が、ドラマ「東京タワー」の主題歌だったことを思えば、コブクロと東京タワーは何かと縁があるようだ。

「“虹”は目標を意味していて、それを最初から遠くに置き、手の届かない所にあってずっと追いかける存在。そんな目標をずっと持っていたい」──コブクロ

虹色に変化する東京タワーを演出するのは、2008年の開業50周年を機に導入した新ライトアップ「ダイヤモンドヴェール」。全部で17段ある光の階層それぞれが7色に変化する機能を持ち、色ごとにメッセージが込められているのだという。もちろんアーティストとのコラボレーションで、ダイヤモンドヴェールが使用されるのはこれがはじめてのこと。

なお当日は、東京タワー大展望台CLUB333にて、完全招待制ラジオの公開録音として、アコースティックでのパフォーマンスが行なわれる予定だ。
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