フランツ・フェルディナンド、英語が通じず…

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スコットランド人の英語はアクセントが強くわかりづらいといわれるが、グラスゴー出身のフランツ・フェルディナンドもときどき英語が通じず苦労することがあるそうだ。UKにいるときはともかく、アメリカ滞在中には笑い話となるハプニングを起きているらしい。

Absolute Radioの番組にゲスト出演したフランツ・フェルディナンドは、司会者に「スコットランドのアクセントはアメリカで通じずらいのではないか」と問われた。フロントマンのアレックス・カプラノスは「そうでも…」と答えたが、ベースのボブ・ハーディには思い当たる節がいくつかあるようだ。自身のことではない。メンバーの中でも1番アクセントが強いドラムのポール・トムソンの経験を目撃していたらしい。

ボブはこう話している。「ボストンで道歩いてたら、彼(ポール)がレストランでお会計をもらうおうとしてるとこだったんだ。彼、“お勘定、お願いします(Can I get the bill please?)”って言ったんだけど、レストランの人は“なに? なんだって?”って感じだったよ。しばらく見てたんだけどさ、彼、“払える? は・ら・え・る?(Can I pay?)”って連呼してた。そしたら“カナッペ?”って言われてたよ(笑)」

「一度なんて、彼、アメリカでフレッシュ・オレンジ・ジュース頼んだら、フレンチ・オニオン・スープが来たんだよ(笑)」これにはスタジオ内も大爆笑。それで思い出したのだが、英国でいまほどカプチーノが一般的になる前、日本人がカプチーノをオーダーし紅茶(カップ・オブ・ティー)が運ばれてくるシーンを何度か見たことがある。

訛りの強いスコットランド英語だが、その独自のリズムを「暖かい」「セクシー」と好んでいる人も多い。

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Ako Suzuki, London
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