Sonar Pocket、閉校目前の生徒達のサプライズに涙

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2月25日にニュー・シングル「友達に贈る歌」をリリースしたSonar Pocket(ソナーポケット)が、リリース当日に3月で閉校となる宮崎県都城市にある都城市立四家中学校にて、課外授業&ミニライヴを行なった。

◆ 「友達に贈る歌」PV視聴

「友達に贈る歌」をリリースするにあたり、ホームページで廃校を募集したところ、宮崎県から1通のメールが届いた。送り主はボランティア団体SIESTAの会長で、以前、鹿児島の専門学校で行なったSonar Pocketのライヴを観て、メンバーが発するエネルギーに感銘を受けたという。そこで、同校の廃校によって、子どもたちだけでなく、地域も大きな衝撃を受けている宮崎にきて、ぜひその想いや音魂を伝えてほしいと思い、応募したとのことだった。

都城市立四家中学校は、昭和22年に有水中学校の分校として設立され、62年間で1,500人あまりの卒業生を輩出している。現在、在校生は女子生徒のみで僅か5人。今回、62年の歴史に幕を閉じる学校の生徒達に、元気や喜び、そして輝く未来への一歩を踏み出す勇気を与えてあげたいという思いを胸に、Sonar Pocketのメンバー3人は四家中学校を訪れた。

少し緊張した面持ちで学校に到着したメンバーだったが、暖かく迎え入れてくれた四家中学校の職員の方々の優しさに触れ、だんだんリラックスムードに。まずは自己紹介&学校案内からスタートしたイベントは、はじめこそメンバー、生徒達ともお互い少し緊張気味だったが、交流を深めていくうちに、すっかり打ち解けることができた。

その後は、それぞれが思い描く10年後の自分の姿の発表をし、手紙や思い出の品をタイムカプセルに入れ、「10年後、また集まろう」と約束を交わして学校の記念碑の横に埋めた。そして、イベントのクライマックスには、メンバーから5人の生徒達へのプレゼントとして、教室でミニライヴを開催。1曲1曲に自分の強い思いを込めながら、「友達に贈る歌」を含む3曲を熱唱し、教室は感動に包まれた。

最後にメンバーから5人の生徒達へ額縁に入った「友達の証」が渡され、イベントも終了かと思われたそのとき、和太鼓のパフォーマンス&校歌合唱という生徒達からのサプライズ・プレゼントが。予想しなかった展開にSonar Pocketのメンバーは、驚きながらも感動の涙を浮かべた。短い時間ではあったが、メンバー3人と5人の生徒達の間に、“絆”を感じた瞬間だった。

◆Sonar Pocketコメント
「僕らにとっても本当に大切な人生の1ページになりました。明日からまた頑張ろうって思えます。5人の生徒達にも、胸を張って力強く生きていって欲しいですね!」

ニュー・シングル「友達に贈る歌」
【限定盤】(DVD付き)UPCI-9533 ¥1,400(tax in)
【通常盤】UPCI-5074 ¥1,000(tax in)
2009年2月25日発売

◆iTunes Store Sonar Pocket (※iTunesが開きます)
◆Sonar Pocketオフィシャルサイト
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