バーナード・バトラー、ブリットポップのリユニオンを批判

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ブリットポップを代表するバンドのひとつだったスウェードの元メンバー、バーナード・バトラー(G)が、最近のブリット・ポップ・バンドのリユニオンに対し否定的なコメントを発した。

バトラーはBBCにこう話した。「いま、ブリットポップのリユニオンが盛んらしいけど、個人的には恥ずかしいことだと思ってる。いま起きてることとの関連性がないと思う」

現在、プロデューサーとして活躍しているバトラーに懐古趣味はないそうだ。「ノスタルジアには断固反対だ。そういうアイディア、嫌いなんだ。うまく行くわけない。それにまったく興味もない。重要なのは、先週やったことじゃなく、来週やろうとしてることだ。俺は素晴らしい作品を作ったと思う。気に入ってるよ。いまじゃ、子供たちも聴いてる。でも、それら(過去の作品)はもう他人のもんだ」

「誰かが楽しもうとしてるのを否定することはできない。でも個人的には、ノスタルジアってものに抵抗がある」

ダフィーのデビュー・アルバム『Rockferry』やブラック・キッズ、ケイジャン・ダンス・パーティの作品を手がけその手腕を高く評価されているバトラーは、先週、ギルド・アワーズでプロデューサー・オヴ・ザ・イヤーを受賞した。今年も引き続きダフィーとの共作/プロデュースを予定しており、しばらくミュージシャンとしての活動はないようだ。

Ako Suzuki, London
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