ボブ・マーリー・ビール、誕生間近

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ボブ・マーリーの遺族が、彼の名前/イメージおよび曲のタイトル/歌詞のマーチャンダイズ使用を許可することになった。このため、ボブ・マーリー・ラガー、ボブ・マーリー・コーヒーなどの誕生も近いという。

遺族は「相応しくないものには許可しない」と話しており、行き過ぎた商品化は避けたいそうだが、ボブ・マーリーの長女セデラは基本的に「ライセンスに関してはどんなものにもオープンでいる」とBBCに話した。現在のところビール、コーラのほか、ヘッドフォン、スノウボード、靴、楽器、電気製品などが候補に挙がっているという。すでにバハマにボブ・マーリー・リゾート&スパなるホテルがあるが、それがマーリー・ホテル・チェーンに発展する可能性もあるそうだ。

また、One Love Cafeというカフェ・チェーン店を開く計画もあるという。「美味しいジャマイカン・フードを食べ、音楽やライヴ・バンドの演奏を聴きながら音楽について語る場所」にしたいそうだ。

マーチャンダイズ化を許可したのは、海賊盤グッズを阻止する目的もあるという。「くだらない商品を阻止し、我々のスタンダードに見合うものを残したい。我々がコントロールします」

セデラは、死後30年が経つ今も父への関心は高まるばかりだと話している。「父が話していたことは、現在でも我々が取り掛かり修復していなかくてはならないことです。父のレコードをかけると、いま、この時点で話しかけられているような気がします。希望と平和、我々がひとつになること、それが彼のメッセージです。このことで彼は特別な存在となったのです。私たちみんなが共感できるのです」

◆iTunes Store ボブ・マーリー(※iTunesが開きます)
Ako Suzuki, London
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