アデル、第51回グラミー賞「最優秀新人賞」受賞

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2008年3月5日に1stアルバム「19」を発売したアデルが、第51回グラミー賞にて、主要4部門のひとつである「最優秀新人賞(Best New Artist)」とともに、「最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス」に2部門受賞に輝いた。

「グラミーをもらうには未だ早すぎる」と言いながらも、「もしもらえたら、とても重要なものになるわ。でも、そんなこと考えられない。ごめんなさい、心臓がドキドキしちゃうのよ。選ばれた嬉しいけど、アワーズなんて必要ないって気がしてる。もうすでに、みんなからの(アルバムへの)リスペクトに大仰天してるし大喜びしてるのよ」と、その想いを心に秘めていたアデルだが、この受賞は彼女にとっても最高の喜びであったようだ。

グラミー賞ではカントリー歌手のシュガーランドと共に圧巻のパフォーマンスをみせたアデルも、デビューして約1年という短い期間で、グラミー賞を受賞したことに対し「涙が出てきそう。ロンドンにいるお母さん、マネジャー、そしてダフィーもありがとう! あ、ジョナス・ブラザーズにも!本当に感謝しています!」と壇上で目を潤ませながら喜びのコメントを述べた。

デビュー前にBBCの老舗番組「レイター・ウィズ・ジュールズ・ホランド」でポール・マッカートニーと共演し、BBC投票の<サウンド・オブ・2008>で見事にトップを獲得し、ブリット・アウォード2008年でも<クリティクス・チョイス>を受賞など、アルバム・リリース前から大きな話題を集めたアデル。本格的なキャリアのスタートは、まさにこれからなのかもしれない。

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