ONE☆DRAFT、切なさに涙がこぼれるのを止められない最新シングル「アイヲクダサイ」リリース特集

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BARKS FEATURE ONE☆DRAFT 5thシングル「アイヲクダサイ」リリース特集

胸を打つひとつひとつのコトバ 別れの切なさに涙がこぼれる 究極のラヴソングがここに誕生

INTERVIEW-1

――2009年はデビュー3年目。飛躍の年の第一弾リリースに選ばれたのは、とっておきの切ないスローナンバー「アイヲクダサイ」です。

LANCE:時期的に言うと、デビューシングル「フルサト」と同じタイミングで作った曲です。「フルサト」のカップリングで出す予定だったんですけど、季節感のある曲だったので、もっと寒い時期に出そうと思ってとっておいたんですよね。そんなに深く考えていたわけではないんですけど、出すタイミングとしては、今がちょうど良かったんだろうなと思います。

――タイトルからもわかるように、すごくストレートな求愛ソングですね。どんな思いを込めて作った曲ですか。

LANCE:なんかね、いろいろ聞かれるんですよ。「こんな失恋をされたんですか?」とか。

――そりゃ当然聞きますよ(笑)。ものすごいリアリティのある切実な歌詞ですから。

LANCE:「実体験ですか?」とよく聞かれるんですけども、これは、僕とRYOがまったく別な場所でそれぞれのパートを書いているんです。僕は僕なりの失恋観を書いて、RYOはRYOの失恋観を書いて…離れていく思いを風船に喩えたりとか、うまいこと言ってるんですけども。

RYO:(笑)。

LANCE:僕なりの失恋観を書いた曲なので、特に「こういうエピソードがあって」というものではないんですよね。失恋して、その人にすがって「行かないでくれ」と言いたくて…でもそれができない時には誰にすがればいいんだ? と思った時に、すがりつくものが何もなくて。たぶんそういったところから「アイヲクダサイ」というサビができて、それにヴァースをつけていった感じですね。デビュー前に書いた曲なので、今よりももっと何も考えずに作っていたし、澄んだ心から生まれた曲だと思います。

RYO:あんまり考えすぎずに、純粋にできた曲ですね。

――相当に赤裸々ですよね。男の情けないところとか、弱いところも思いっきり全開で。

LANCE:そうですね。そういうの、ほかの曲でもけっこう多いんですけど。歌詞の中ではそういう部分を出さないと、カッコついちゃうなというのがすごくあって。

――ふむ。そこのところ、もう少し詳しく聞きたいです。

LANCE:僕、歌以外のことはどうでもいいんですよ。普段の生活もそうですし。好きなもの食って、好きなことやって、「クルマほしいな」とか思ってインターネットに見とれたりとか、そんなことばっかりで、特にこだわりもないし、ライヴでも歌の間のMCでは馬鹿みたいなことばっかり言ってますし。ただ、歌を歌う時だけはガッツリ行きたいなというのがあるんですね。「アイヲクダサイ」の中では、情けないところとか、女々しいところとかを表現してますけど、何もカッコつけず、カッコ悪くもせず、そのまま素直に出した感じです。

――なるほど。LANCEさんにとって、歌の中はすべてをさらけ出せる大切な場所なんですね。

LANCE:そうですね。逆に、さらけ出してるふうに見えてるライヴのMCとかのほうが、さらけ出してないのかもしれない。最近やたら、チンポチンポって言ってるんですけど。

――あはははは。子供じゃないんだから。

LANCE:客席の前のほうが詰まってくると、女の子に「あんまり詰めるとオッパイこぼれるよ」とか言うんですけど(笑)。そういう馬鹿なことを言ってるのが、さらけ出してるとみんな思うかもしれないですけど、逆に僕にとっては、そっちのほうがカッコつけてるというか。だって、普段はそんなこと言いませんからね。

――なるほど。LANCEさんの性格がわかってきました。

LANCE:指差されて見られたいんですよね。歌う時以外は、それが一番いいんです。そのほうが、ライヴでちゃんとスイッチが入れられるし。

――LANCEさんにだいぶ語ってもらっちゃいましたが、「アイヲクダサイ」について、RYOさんが思いを込めた部分は?

RYO:男の女々しさを最大限に出すことですね。本当はこう思ってるんだよ、というのが伝わってもらえばいいと思って歌ってます。ぜひ男性に聴いてほしいし、女性にもわかってもらえたらうれしいです。

――MAKKIさんは歌詞は書いてないですけど、どんな気持ちでこの曲に接してますか。

DJ MAKKI:そうですね、僕もひきずるタイプなので、すごいよくわかります。LANCEに電話して、「昔好きだったあの子が結婚しちゃったよ…」とか、そこまでひきずるタイプです。

LANCE:でも、追われたくない人から追われるよね。

DJ MAKKI:まあそうだね(笑)。本当に好きな人は、追っても追っても手に入らないのに、ノーマークだった人に惚れられちゃってどうしようみたいな。よくできてるなと(笑)。

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