ONE☆DRAFT、切なさに涙がこぼれるのを止められない最新シングル「アイヲクダサイ」リリース特集
BARKS FEATURE ONE☆DRAFT 5thシングル「アイヲクダサイ」リリース特集
胸を打つひとつひとつのコトバ 別れの切なさに涙がこぼれる 究極のラヴソングがここに誕生
INTERVIEW-1
LANCE:時期的に言うと、デビューシングル「フルサト」と同じタイミングで作った曲です。「フルサト」のカップリングで出す予定だったんですけど、季節感のある曲だったので、もっと寒い時期に出そうと思ってとっておいたんですよね。そんなに深く考えていたわけではないんですけど、出すタイミングとしては、今がちょうど良かったんだろうなと思います。
LANCE:なんかね、いろいろ聞かれるんですよ。「こんな失恋をされたんですか?」とか。
LANCE:「実体験ですか?」とよく聞かれるんですけども、これは、僕とRYOがまったく別な場所でそれぞれのパートを書いているんです。僕は僕なりの失恋観を書いて、RYOはRYOの失恋観を書いて…離れていく思いを風船に喩えたりとか、うまいこと言ってるんですけども。
RYO:(笑)。
LANCE:僕なりの失恋観を書いた曲なので、特に「こういうエピソードがあって」というものではないんですよね。失恋して、その人にすがって「行かないでくれ」と言いたくて…でもそれができない時には誰にすがればいいんだ? と思った時に、すがりつくものが何もなくて。たぶんそういったところから「アイヲクダサイ」というサビができて、それにヴァースをつけていった感じですね。デビュー前に書いた曲なので、今よりももっと何も考えずに作っていたし、澄んだ心から生まれた曲だと思います。
RYO:あんまり考えすぎずに、純粋にできた曲ですね。
LANCE:そうですね。そういうの、ほかの曲でもけっこう多いんですけど。歌詞の中ではそういう部分を出さないと、カッコついちゃうなというのがすごくあって。
LANCE:僕、歌以外のことはどうでもいいんですよ。普段の生活もそうですし。好きなもの食って、好きなことやって、「クルマほしいな」とか思ってインターネットに見とれたりとか、そんなことばっかりで、特にこだわりもないし、ライヴでも歌の間のMCでは馬鹿みたいなことばっかり言ってますし。ただ、歌を歌う時だけはガッツリ行きたいなというのがあるんですね。「アイヲクダサイ」の中では、情けないところとか、女々しいところとかを表現してますけど、何もカッコつけず、カッコ悪くもせず、そのまま素直に出した感じです。
LANCE:そうですね。逆に、さらけ出してるふうに見えてるライヴのMCとかのほうが、さらけ出してないのかもしれない。最近やたら、チンポチンポって言ってるんですけど。
LANCE:客席の前のほうが詰まってくると、女の子に「あんまり詰めるとオッパイこぼれるよ」とか言うんですけど(笑)。そういう馬鹿なことを言ってるのが、さらけ出してるとみんな思うかもしれないですけど、逆に僕にとっては、そっちのほうがカッコつけてるというか。だって、普段はそんなこと言いませんからね。
LANCE:指差されて見られたいんですよね。歌う時以外は、それが一番いいんです。そのほうが、ライヴでちゃんとスイッチが入れられるし。
RYO:男の女々しさを最大限に出すことですね。本当はこう思ってるんだよ、というのが伝わってもらえばいいと思って歌ってます。ぜひ男性に聴いてほしいし、女性にもわかってもらえたらうれしいです。
DJ MAKKI:そうですね、僕もひきずるタイプなので、すごいよくわかります。LANCEに電話して、「昔好きだったあの子が結婚しちゃったよ…」とか、そこまでひきずるタイプです。
LANCE:でも、追われたくない人から追われるよね。
DJ MAKKI:まあそうだね(笑)。本当に好きな人は、追っても追っても手に入らないのに、ノーマークだった人に惚れられちゃってどうしようみたいな。よくできてるなと(笑)。
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