東風TONFUの箏ロック@歌舞伎町
いつもはjazzが演奏されるという歌舞伎町にあるBAR「Dance」。今日、ここに運ばれたのは箏。そして、ピアノとギター、エレキドラム。インストルメンタルのライヴだ。
今回は3ステージ。私は、その1ステージ目を聴いた。1曲目は「My Favorite Things」。CMでも聴き慣れた曲が心地良く響き、いきなり箏の世界に連れていかれる。低音の箏の音色が体に響いてくる感じ。そして和洋コラボの醍醐味を感じる。さっきまでの静寂を破って、音が空気を支配する。
2曲目は「花」。穏やかななかにも、沖縄の匂いのするこの曲。エレクトリックなリズムとの調和が魅力的。目を閉じると沖縄の海が浮かぶ。
続くは蝦馬のオリジナル曲「桃源郷」。琴が一瞬ギターに見えるような感覚になる。弦をたたくように演奏する。そんな激しさが間近で見られて嬉しい。
そして、東風オリジナル曲「天を仰ぎて君想ふ」。ここで、ピアノの本間敏之氏から、コメントを求められた中しま りんは、調弦を終えて「大事な人を思い浮かべながら聴いてもらえれば」とコメント。その言葉を聞いたとき、心が完全に歌舞伎町を飛び出して、自分の心地よい場所に行っていた。
童謡「里の秋」は東風の選曲。「メロディが気に入って選んだ」と。梅雨の季節に秋の曲。この先取りたまりません。
そして、1ステージ・ラストは、“お箏いじめ”とも言われる「Take5」。まるでロック。超カッコイイ!って叫びたくなるような曲。なんていうんだろう。箏ってここまで、いろんな顔を見せてくれるんだ!ということをしっかり感じました。
続くステージに後ろ髪を引かれながら、BARをあとにした。お酒を楽しみながら聴く。そんな音楽。なんて贅沢な時間だろう。
<東風TONFU 6月6日>
・中しま りん(箏)
・本間敏之(ピアノ、エレキギター)
・阿部史彦(エレキドラム)
1.My Favorite Things
2.花
3.桃源郷(蝦馬オリジナル)
4.天を仰ぎて君想ふ(東風)
5.里の秋
6.Take5
◆東風TONFUオフィシャルサイト
[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/
今回は3ステージ。私は、その1ステージ目を聴いた。1曲目は「My Favorite Things」。CMでも聴き慣れた曲が心地良く響き、いきなり箏の世界に連れていかれる。低音の箏の音色が体に響いてくる感じ。そして和洋コラボの醍醐味を感じる。さっきまでの静寂を破って、音が空気を支配する。
2曲目は「花」。穏やかななかにも、沖縄の匂いのするこの曲。エレクトリックなリズムとの調和が魅力的。目を閉じると沖縄の海が浮かぶ。
続くは蝦馬のオリジナル曲「桃源郷」。琴が一瞬ギターに見えるような感覚になる。弦をたたくように演奏する。そんな激しさが間近で見られて嬉しい。
そして、東風オリジナル曲「天を仰ぎて君想ふ」。ここで、ピアノの本間敏之氏から、コメントを求められた中しま りんは、調弦を終えて「大事な人を思い浮かべながら聴いてもらえれば」とコメント。その言葉を聞いたとき、心が完全に歌舞伎町を飛び出して、自分の心地よい場所に行っていた。
童謡「里の秋」は東風の選曲。「メロディが気に入って選んだ」と。梅雨の季節に秋の曲。この先取りたまりません。
そして、1ステージ・ラストは、“お箏いじめ”とも言われる「Take5」。まるでロック。超カッコイイ!って叫びたくなるような曲。なんていうんだろう。箏ってここまで、いろんな顔を見せてくれるんだ!ということをしっかり感じました。
続くステージに後ろ髪を引かれながら、BARをあとにした。お酒を楽しみながら聴く。そんな音楽。なんて贅沢な時間だろう。
<東風TONFU 6月6日>
・中しま りん(箏)
・本間敏之(ピアノ、エレキギター)
・阿部史彦(エレキドラム)
1.My Favorite Things
2.花
3.桃源郷(蝦馬オリジナル)
4.天を仰ぎて君想ふ(東風)
5.里の秋
6.Take5
◆東風TONFUオフィシャルサイト
[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/