UKファッションと音楽の関係、ザ・トルバドールズのフリーライヴ

ポスト
2008年11月21日(金)、ローリングストーンカフェ(六本木けやき坂下)にて、ベンシャーマンによるコンピレーションCDのリリース・パーティが行なわれる。ライヴチャージは無料だ。

1963年にブライトンで産声をあげたカジュアルウエア・ブランドBen Sherman(ベンシャーマン)は、常に英国の音楽シーンと背中合わせにあった。60年代にはザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズに代表されるブリティッシュ・ビート・バンドたちがオリジナルのボタンダウン・シャツを愛用し、70年代末のモッド・リヴァイヴァルから2トーンにおいては、まるでユニフォームのように競って着用された。

そして90年代のブリット・ポップ期では、オアシス、ブラーたちがブリティッシュであることを誇示するようにベンシャーマン・ウェアを世界中へと広めていき、現在のトータルライフを演出するブランドへと成長した。

2008年11月にリリースとなった3枚のベンシャーマンによるコンピレーションCDは、音楽と切っても切り離せない密接な関係によって生まれたものであり、常にミュージックシーンをサポートし続け、アーティストからも信頼を得てきた45年間の歳月がもたらしたものだ。ベンシャーマンのプロデュースによって、レコードメーカーの垣根を越え3社より同時にリリースとなった。

ベンシャーマンのトレードマークであるチェック柄とアーティストに人気の柄のシャツを大胆にアートワークに使用し、非常におしゃれな質感を持ったジャケットとなっている。一方中身は、UKロックに親しみが薄いユーザーにも訴えかけるようなメジャー感のある楽曲を中心に据えつつ、これからの活躍が期待できそうな新人の楽曲も含めることで、UKコアファンも裏切らない内容になっている。ちなみに、英国大使館主催<UK-JAPAN 2008>認定コンピレーション・アルバムにも選ばれたのもこの3作品だ。

今回ローリングストーンカフェにて行なわれるリリースパーティー<Ben Sherman presents Beat Surrender Release Party @Rolling Stone CAFE powered by Rolling Stone>の華を飾るのは、3枚のうちのひとつ『ビート・サレンダー BMG JAPAN Edition』の1曲目を飾る「Gimme Love」を歌うザ・トルバドールズだ。

あのポール・ウェラーにより“英国伝統のメロディの至宝だ”、英国随一の大御所プロデューサーから“10人に1人の逸材”と評されているリヴァプール出身の4人バンドである。

ザ・トルバドールズによるこの日限りのスペシャルアコースティック・ライヴとともに、3枚のコンピレーションアルバムを堪能すべく、DJ CAKによるアルバムの楽曲を中心とした、UK-ROCK MIXも楽しめるはずだ。UKの伝説的ブランドが贈る“UKファッション”と“UKミュージック”がクロスするこのリリースパーティー、UKファンならずとも、充足のひと時が味わえることだろう。

<Ben Sherman presents BEAT SURRENDER Release Party @Rolling Stone CAFE powered by Rolling Stone>
2008年11月21日(金)
19:00~23:00
ライヴチャージ無し
※ただし、お一人様1品以上の注文をお願いいたします。
The Troubadours
DJ CAK
@Rolling Stone CAFE
東京都港区六本木5-10-25ゼルコートA棟3F
TEL : 03-5771-6969
FAX : 03-5771-6968
http://rs-cafe.jp
※19:00よりオープン
この記事をポスト

この記事の関連情報