ポール・ウェラー、ステージで喫煙し会場に警告

週末（11月８日）、英国エセックス州の会場Cliffs Pavilionでパフォーマンスしたポール・ウェラーがステージでタバコを吸ったため、市議会は会場に警告を発せられたという。喫煙者には何とも辛い法律だが、英国では2007年7月より公共の場での喫煙を全面禁止している。

これに違反すると、当事者に50～200ポンド（約8000～32000円）の罰金が科せられるだけでなく、それを許した店／会場にも最高その10倍ほどの罰金が科せられる。今回は警告だけで済んだが、市議会は「再度、同じようなことが起きれば、さらなる措置を講ずる」つもりだそうだ。

50になろうとも反骨精神旺盛なウェラーは、法律を無視し、これまでにも何度かステージでタバコを吸ってきた。2007年もロンドン公演で「人間が知る最高のドラッグだ！」と言いながらタバコに火をつけ、あわや罰金かと騒がれている。

これまで禁煙法を無視し、ステージでタバコを吸ったミュージシャンには、ローリング・ストーンズのキース・リチャード＆ロニー・ウッド、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのスラッシュなどがいる。
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Ako Suzuki, London