BENNIE K&“豪華な仲間たち”に7000人熱狂
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◆<THE BENNIE K SHOW>ダイジェスト映像
◆<THE BENNIE K SHOW>~写真編~
アルバムのオープニング曲でもある「HI-EXPLOSION」でライヴはスタート。すっかり陽の落ちた闇の中に、溶け込むようなYUKIの歌声と鋭く切り込んでいくCICOのラップが響く。そしてエロティックでスリリングなムードを醸す「HI-EXPLOSION」から一転。軽快なビートで一気に弾ける「DISCO先輩」でアルファが登場してオーディエンスのテンションはさらに上昇。
続いて登場したのは、大神:OHGA。パンチの効いたヴィジュアルとドスの効いたラップでライヴの空気をディープ・ゾーンへと導き、続くSOFFetはセンチメンタルなメロディでそれまでのタテ揺れをヨコ揺れへと変化させた。YoYoとYUKIの寄り添うようなハーモニーもまた、コラボレートならではの見所ではなかろうかと思う。
そして、ひときわオーディエンスを沸かせたSEAMOとの「a love story」。淀みなく、ただ相手を想う心の温もりが昇華したようなパフォーマンスは、まだ無名だったBENNIE Kがシーモネーター時代のライヴを観てコラボを直談判したという当時のエピソードを物語るようで、思わず目頭が熱くなる光景だった。
満を持して登場したDiggy-MO’ (SOUL’d OUT)は、BENNIE Kのブレイクの大きな足がかりとなった「オアシス feat. Diggy-MO’ (SOUL’d OUT)」をパワフルに先導。YUKIの肩を抱いてシャウトしたり、いつにも増して勢いのある弾丸ラップを繰り広げたあと、CICOと熱いハグ、DJ HI-KICKとガッチリ堅い握手を交わしてステージを後にした。
「CDは、聴きたい人がチェックしてくれればいいので。それよりも、いつも応援してくれているみんなに楽しいショウをプレゼントしたかった。いまここで“繋がった”という事実が大事なんです」と、溢れ出るファンへの感謝の気持ちを一生懸命に言葉にしたCICO。
ラストは、これまでにも幾度となくBENNIE Kのライヴのフィナーレを飾ってきた「サンライズ」。地面が揺れるほどの一体感に包まれて、約30分間の“贅沢コラボ”なBENNIE Kのショウは大団円を迎えた。余計なリップ・サービスなどない、ただ真っ直ぐに感謝の気持ちを込めて音楽を届け、オーディエンスと対峙したこのライヴは、褪せない感動を与えてくれた、特別なライヴだった。
<THE BENNIE K SHOW>
2008.10.28 代々木公園野外音楽堂
M-1 HI-EXPLOSION / with DJ HI-KICK
M-2 DISCO先輩 / with アルファ
M-3 s!ck / with 大神 : OHGA
M-4 Music Traveler / with SOFFet
M-5 a love story / with SEAMO
M-6 オアシス feat. Diggy-MO’ (SOUL’d OUT)
M-7 サンライズ
■BENNIE Kオフィシャルサイト
■BENNIE Kレーベル・サイト
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