ノエル、オーディション番組を見ていた娘に…

最近、オーディション番組『The X Factor』を批判したオアシスのノエル・ギャラガーだが、同番組を見ていた8歳になる娘との間にこんな会話があったそうだ。

ノエルはBBCのインタヴューでこう話している。「先週、8歳になる俺の娘が『X Factor』を見てたんだが、ガールズ・バンドが出てきて、“ライアン・アダムスのWonderwallをやります”とか言ったのさ。俺は、娘のほうに向き直って“違う、あれは俺が作ったんだ。保証する”って言ったよ」

ライアン・アダムスは、確かに2004年のアルバム『Love Is Hell』で同トラックをカヴァーしているが、当然、そのオリジナルはオアシス。「『X Factor』は音楽とは何の関係もない」と考えているノエルでも、この発言にはあ然としたことだろう。それとも、マイナーなライアン・アダムスのヴァージョンを出すあたり、このガールズ・グループはかなりの音楽通だったのかもしれない。

オアシス関連ニュースとして、現在UKアリーナ・ツアー中の彼らだが、2009年、さらに大規模なスタジアム・ツアーを行なうことを発表した。ツアーは6月6日、地元マンチェスターでスタート。ロンドンではウェンブリー・スタジアムで2日間（7月11／12日）パフォーマンスする。サポートはカサビアンが務めるという。
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Ako Suzuki, London