フランツ・フェルディナンド、新作は人骨サウンド

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フランツ・フェルディナンドは、新作をレコーディング中、ドライなパーカション・サウンドを出したいと模索、ピッタリなものを見つけたそうだ。それは、なんと人骨だったという。

Dotmusicによると、フロントマンのアレックス・カプラノスはMTVでこう明かしたそうだ。「“Kiss Me”って曲を作ってるとき、コーラスの部分にすごくドライなパーカッション・サウンドが欲しいって思ったんだ。スタジオの隅に、骸骨が入ってる箱を置きっ放しにしてたんだよね。みんなが何となくそれに視線向けて、実験してみようかってことになったんだ」

なぜ、骸骨なんかがスタジオにあったかというと…、2007年、医師宅で行なわれたオークションで手に入れ、そのまま放って置いたそうだ。そもそもなぜ、そんなものを購入したのかは謎だが…。

「ニック(・マッカーシー/ギター)は手の骨を打ち合わせ、ポール(・トムソン/ドラム)は骨盤とももの骨を叩いてみた。歯は、グラスに入れてガタガタ振ってみたよ。あばら骨をみんなで叩いてみたら、何とも言えないへんてこりんな音が出た。かっこよかったよ。人骨使ったレコードなんて、ほかにないだろ」

フランツ・フェルディナンドの3枚目のスタジオ・アルバム同作は、『Tonight』というタイトルに決定したそうだ。バンドはすでに先週、NYで行なわれたショウで6つのニュー・トラックを披露している。『Tonight』は2009年1月のリリースが予定されている。
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Ako Suzuki, London
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