新垣結衣、コブクロと前代未聞のコラボ映像制作
ご存知のように「赤い糸」は10月15日(水)にリリースとなる新垣結衣の2ndシングル。「赤い糸」の制作者であるコブクロも、2008年唯一のシングル「時の足音」のカップリング曲として10月29日(水)に発売するものだ。
もちろん、各々が歌いアレンジも違うそれぞれの「赤い糸」だが、ミュージック・ビデオでは、がっちりと手を組み、完全にコラボしているのだ。
「赤い糸」は切なくも温かい恋愛がテーマの、ストーリー性のある楽曲。その世界観をひとつのドラマに仕立て上げ、2つの視線からカメラを回したのだ。ミュージック・ビデオのストーリーを演じるのは主人公の男の子と、女の子役の新垣結衣。1年間に渡る2人のすれ違いの恋を追う数分のドラマ、新垣結衣の「赤い糸」ミュージックビデオは、このストーリーを女の子の目線からカメラが追うもの。ガッキー演じる女の子の揺れる思いや心模様が、ガッキーの歌声にかぶる。
一方、コブクロの「赤い糸」ミュージックビデオは、ガッキーが恋に悩む相手の男性の心のうちが、彼の目線から描かれることになる。もちろんBGMはコブクロの美しきハーモニーだ。
この2人の関係、それぞれの気持ちは、この映像を観る人の解釈次第。いろんな想像をふくらませてみるのも楽しい作品に仕上がっている。男性と女性の目線の違い、そしてだれもが経験する純粋なストーリーが、多くの人に共感を与えそうだ。
同じロケーションを、ふたつの目線で作り上げた、ふたつのミュージック・ビデオが誕生したわけだが、この両ミュージック・ビデオを合体させたプロモーション・ビデオも完成したという。1番はコブクロ「赤い糸」で、男性目線で展開され、2番は新垣結衣「赤い糸」で女性目線で展開されるという、ハーフ&ハーフなこの映像、どのようになっているのでしょう…。公開が楽しみだ。
男の子と女の子の純粋な心情を感じて欲しい。お話は劇的なモノではないですが、いつの時代にも繰り返される普遍的な物語です。是非、「赤い糸」という名曲に乗せて彼らの心を想像したり、自分の経験と重ね合わせたりして楽しんでください。──山口保幸PV監督
今回、相手役の春日潤也くんが知っている人だったので、現場ではリラックスして撮影に望めました。歌詞にある通り、二人が出会ってから、一年間の様子、二人の気持ちの移り変わりを描いているので、炎天下に雪を降らせたり厚着をしたり、大変なところもありましたが、出来上がった映像は見事に季節感が出ていて、綺麗に仕上がっていたので、「さすがだなぁ~」と思いました!──新垣結衣
「赤い糸」がこうして映像化されて、改めてこの歌の中の男女2 人の気持ちを手に取るように感じることが出来ました。男性目線の心持ちは、歌いながらいつも想像していましたが、女性目線の気持ちを、映像を通してリアルに感じることで、僕等もより、この歌に近づけた気がします。新垣さんの声で聴くことが出来たから、そのイメージも膨らみました。恋愛の中にだけ巻き起こるいくつもの大切な「仕草」も、時代と共に変わりつつありますが、「想い」という形なきものだけは変わらない。そう信じて、これからもこの歌を大切に歌っていきたいと思います。──コブクロ
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