immi、アルバムリリースパーティーで深夜の渋谷を魅了

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PerfumeやMEGなど盛り上がりをみせるガールズテクノのムーブメントにおいて、“次世代美女アイコン” として注目されているimmiが、9月10日にデビューアルバム『Switch』をリリース。さらにリリースパーティーが渋谷のクラブで開催された。

●immiの最新ライヴ写真(フォトアルバム)

配信で8月に先行リリースされ、iTunes Storeの「iTunesトップアルバムダンスチャート」では1位を獲得しているという注目度高めのアルバム『Switch』には、「コズミックピンク」や「クラクション」といった配信限定シングル曲を含む13曲を収録。2008年の日本テレビ系『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内でも頻繁にOn Airされていたキヤノン「iVIS」のCMソング「Local Train」など、immiの耳あたりのいいヴォーカルと、JETBIKINI、N.A.i.Dのプロデューサー陣にimmi自身も含めた3人が中心となって制作された心地よいテクノポップ、テクノロックが収められている。

■ 「Local Train Remix」@Club Asia 9/12
そんなimmiのアルバムリリースを記念して、9月12日深夜に渋谷のclub asiaにて行なわれたのが、「IMMI Debut Album “Switch” Release Part」と銘打たれたクラブイベント<MASSIVE>だ。

YOSHIMASAのDJプレイに続いて、immiはステージに姿を現した。フランス人クリエイターたちともアートワークや撮影などでともに仕事をしている彼女。そのせいもあってか、超満員のメインフロアには、日本人はもちろん、特にヨーロッパ系の外国人の姿が多く見られる。いや、そもそもドイツの名門「Great Stuff」レーベルからもコラボレーションの誘いがくる彼女のサウンドだけに、その作品自体がすでに言語や国境を越えて受け入れられているのだ。

■ 「Ups&Downs」@Club Asia 9/12
JETBIKINIとN.A.i.D、そしてVJのAi-Hzが脇を固める中、彼女のステージはスタート。N.A.i.DがDJプレイでフロアをアゲたのち、最新シングルの「クラクション」へ。憂いを帯びた曲調が魅力的な同曲に、オーディエンスは気持ちよさそうに身体をゆだねる。

その後「Local Train」、そしてアルバムから「Ups&Downs」というアッパーな2曲へとつながる。アシッドなremixと、突き上げてくるようなキックとベースの音圧でフロアは一気にトランス状態。いたるところで歓喜の声が挙がり、大きく両手を揺らしたり、体中でリズムを刻んだり、固まってダンスをしたり。オーディエンスはそれぞれに感じるがままにimmiの音を楽しんでいる様子だ。

さらに、ダンスチームの迷彩が、immiのトラックに合わせてパフォーマンスを展開したり、アルバム『Switch』でアートワークを担当したMGK(Mugenkai Communication)がスペシャルゲストとして登場し、さらにフロアを激しく煽り続ける。

この日のimmiのライヴでは、アルバム収録曲の中から5曲(+MGKとのコラボ曲)を披露。約30分という短い時間ではあったが、彼女が織りなしたパーティーサウンドと、コケティッシュなパフォーマンスで、深夜の渋谷を、そしてクラブに足しげく通うオーディエンスたちを魅了していた。

なお、アルバム『Switch』でimmiとコラボレートしたSBK(スケボーキング)のShigeo率いるTHE SAMOS MOBILE SETも、この日のゲストライヴに登場。immiとはまた違った、エッヂの効いたトラックでのパフォーマンスでオーディエンスを熱くさせていた。

◆iTunes Store immi(※iTunesが開きます)
◆immi オフィシャルサイト
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