ザ・ティン・ティンズ、イアン・ブラウンからよからぬ影響?

ポスト
イアン・ブラウンが、ザ・ティン・ティンズによからぬアドバイスを与えたようだ。「やりたくないことは、やるな!」――ごもっともな忠告ではあるが、それでは困ってしまうシチュエーションも…。

ザ・ティン・ティンズのケイト・ホワイトは、フェスティヴァルでブラウンに会いこう言われたとXfmに話している。「イアン・ブラウンには、ホントいいアドバイスをもらったわ。“なに、してんだ?”って訊かれたから、“プロモ中よ”って答えたの。そしたら、どうやってプロモに“ノー”って言うべきか教えてくれたのよ。彼はやりたくなければ、ただ“ノー”って言うんですって。すごく反抗的よね」

素直なのか、そろそろウンザリしてきたころだったのか、ケイティはさっそく翌日、そのアドバイスを実行してみたという。「次の日、オーストラリアのラジオ局からの電話インタヴューがあったんだけど、(電話を)鳴りっ放しにしといたわ。悪いな~って思ったけど、気分よかった。」 苦労人のふたりだけに、いつまでも反抗的な態度を続けるとは思わないが、オーストラリアのラジオ局にしてみれば災難だった。

iPodのCMソングとしてブレイクしたティン・ティンズの「Shut Up And Let Me Go」は、9月初めにアメリカで開かれるMTVビデオ・ミュージック・アワーズで、最優秀ビデオ賞、最優秀UKビデオ賞にノミネートされた。3ヶ月前にデビュー・アルバム『We Started Nothing』をリリースしたばかりの彼らにとって、初のアワーズ・ノミネーションとなる。メンバーは「興奮している」というが、この先のアワーズで常連さんになるのは間違いない。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報