オレスカバンド、全米46都市で約65万人を動員したツアーを完遂

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日本が誇る我らがオレスカバンドが、全米46都市に渡り延べ約65万人を動員、約160バンドが参加した全米最大級パンク・ロックフェスティバル<WARPED TOUR 2008>を遂に完遂した。

●オレスカバンド全米ツアーの軌跡

この<WARPED TOUR 2008>の全公演にフル参加したのは、日本人アーティストとして初めて。19歳という若さ溢れる6人組ガールズ・スカ・ロックバンドが偉業を達成したのだ。最終となる8月17日(金)カリフォルニア州ロサンジェルスで行われた公演は、約5,000人を超えるオーディエンスを動員し、最終公演を飾る大熱狂のうちに<WARPED TOUR 2008>は幕を閉じた。

そして、オレスカファンにはうれしい知らせが飛び込んできた。約2ヶ月間に渡りバス移動行程距離、約27,000kmの”旅”を完全密着撮影したライブ&ドキュメンタリーDVD『46 ORESKABAND ~WARPED TOUR 2008~』と日本で約1年半振りとなるオリジナル6曲入り、ミニアルバム「What a Wonderful World ! vol.1」が10月22日(水)に同時リリースとなる。このミニアルバムは「vol.1&vol.2」と題して、同タイトル2枚が連続リリースされるという(vol.2は2009年2月リリース予定)。

ジャケットのデザインカラーは、スカのシンボルである“市松模様”の白黒をモチーフとし、vol.1は「白」基調とした通称「白盤」、Vol.2は「黒盤」として発売される。

この作品では、初めて海外と国内サウンドプロデューサー陣を起用、収録曲「24カラット」「GOING AWAY」は、U2、No Doubt(ノーダウト)、Gwen Stefani(グウェン・ステファニー)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどを手掛けるGREG COLLINS(グレッグ・コリンズ)をエンニジア&プロデューサーとして迎え、セルフプロデュース3曲を含む6曲をコンパイル。「放出」「旅」「自分」「19歳」の4つをコンセプトに作られ、伸び盛りの彼女らが飛躍的に成長したパワフルな仕上がりとなっている。

これに先駆け、ミニアルバム収録曲「24カラット」を配信限定シングルとして、8月26日(火)に着うたフルの配信がスタートする。

全米ツアーをすべてバスで移動するという過酷なツアーを乗り越えて大きく成長したオレスカバンドは、すぐさま8月31日(日)大阪泉大津”RUSH BALL”、9月28日(日)名古屋ダイアモンドホール、9月29日(月)東京渋谷O-WESTのライヴに出演し、休むことなく日本でのライブ活動をスタートさせる。

そして2009年春には、SIDE ONE DUMMY RECORDSより、全米CDアルバムリリースが決定。いよいよ日米を又に掛けた活動が本格化する。

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<WARPED TOUR 2008>最終公演レポート

現地時間8月17日(日)、カリフォルニア州ロサンジェルス、デビッド・ベッカム所属のサッカーチーム、ロサンジェルス・ギャラクシーの本拠地としても知られる”THE HOME DEPOT CENTER”にて、日本人アーティストとして初めて全日程に参加したオレスカバンドが、<WARPED TOUR 2008>の最終公演を迎えた。

今年で14年目となる<WARPED TOUR>は、例年に続き、世界中から選ばれた100を超えるバンドが参加し、今年はParamore、Gym Class Heroes、Motion City Soundtrack、Pennywise、Reel Big Fishといった現在のアメリカロックシーンを牽引するバンドが数多く出演。その中でオレスカバンドは、全公演に出演する初めての日本人アーティストとして、7つあるステージの中から、3番目に大きな「Hurley.com Stage」に出演した。

数多くあるアメリカ・フェスツアーの中でも、最も精神的・体力的なタフさを求められるツアーとして有名な、この全米最大規模パンク・ロックフェスティバルツアー<WARPED TOUR>。このツアーへの挑戦を、19歳の若さとパワーを結集してやり遂げた6人。国籍や言語の壁を乗り越えたパワフルなステージで人気を集め、会場のCD即売だけで延べ約5,000枚以上を売り上げ、今年のツアーから飛び出した”ニューカマー”として一気に注目を集めた。

一緒にツアーを廻った海外アーティストからの注目も高く、Reel Big Fish、Say Anything、The Aggrolites、The Higher、Beat Union、Katy Perryといった数多くの出演バンドのステージでの共演も実現した(一部はDVD収録予定)。

「色んなバンドのライブにもジョイントしたし、たくさん仲間もできたし、毎日がすごく刺激的だった。経験したことのないことをすれば、そりゃ恥もかくし反省もする。恥かいたら次は楽しめるよう方法を考えるし、そうすれば知らないうちに、すべてが楽しくてしょうがなくなった」(リーダー)

「アメリカ46都市を廻ったので、今度は日本47都市をライブで廻りたいと思っています!!」とメンバーは、今後の熱意を語っている。

☆2枚連続リリース ミニアルバム第1弾
 「What a Wonderful World ! vol.1」
 AICL-2019 10月22日発売 \1,890(tax in)
☆ミニアルバム2枚連続リリース第2弾
 「What a Wonderful World ! vol.2」
 2009年2月リリース予定
◇WARPED TOUR ライブ&ドキュメンタリーDVD
 『46 ORESKABAND ~WARPED TOUR 2008~』
 AIBL-9169 10月22日 \3,990(tax in)
●オレスカバンド・オフィシャルサイト

撮影:(c)MASA INOUE (c)Mayumi Nashida
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