アヴリル・ラヴィーン、セクシー過ぎてコンサートの中止要請

ポスト
8月末、アヴリル・ラヴィーンがマレーシアでパフォーマンスする予定だが、同国のイスラム教の政党から彼女のステージでの動きは“セクシー過ぎる”と、コンサート中止を要求する声が上がっているそうだ。

AP通信によると、Pan-Malaysian Islamic Partyの党役員はこう話しているという。「我々はセクシー過ぎると考えています。マレーシアの観客には適切ではありません。我が国民、若者に影響を与えて欲しくありません。我々にはクリーンなアーティスト、いい模範となるアーティストが必要なのです」同党は、文部省やコンサートが行なわれるクアラルンプールの市長に抗議の文書を送ったそうだ。

コンサートは8月29日に予定されているが、文部省によると政府はまだ開催を承認したわけではなく、間もなく開かれる会議でプロモーターからの申請を検討するところだという。

マレーシアでは、パフォーマーは胸部から膝までを覆うよう要求されており、ヘソ出しルックなどはもってのほか。アヴリルもコンサート開催が認められても、衣装の変更だけでなく、ステージ上でのシャウトやジャンプ、ハグなどが禁じられる可能性もあるという。

マレーシアでは昨年もグウェン・ステファニーのコンサート開催に反対の声が上がった。ショウは無事開けたものの、ステファニーはほとんど肌が露出しないコスチュームでステージに上がっている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報