ワグダグ、『HAKAI』に見せる“破壊”という名の“再生”
KYONO (THE MAD CAPSULE MARKETS)のニュー・プロジェクト、WAGDUG FUTURISTIC UNITYのフル・アルバム『HAKAI』が遂に登場する。
~“破壊”という名の“再生”が始まる~…そのキャッチのとおり、アンテナ感度の鋭いトラックメーカー陣の参加、マキシマムザ亮君のフューチャリングというトピックもありながら、常に時代を切り開いてきたKYONOの切れ味鋭いクリエイティヴは、音楽ファンの脳髄を直に刺激するするだろう。
──コンセプトや聴き所を教えてください。
KYONO:最初にスリップノットのSIDとコラボした事がこのプロジェクトを始める直接的なきっかけとなった部分もあり、いろんなアーティストとのコラボレーションを中心とした作品を作りたいと思いました。また、今の自分にとってのリアリズムをこのアルバムで追求し表現したかったという点も含め2年近い構想を経て、このプロジェクトとしての集大成的なアルバムになっていると思います。
──マキシマムザ亮君とのコラボはいかがでしたか?
KYONO:この曲を作っている段階で、サビの部分で何故だかマキシマム ザ ホルモンを思い浮かべてしまいコーラスをお願いしたところ、OKしてくれてマキシマムザ亮君が歌を入れてくれました。データでやりとりしていたんですが、彼らしいセンスを加えて返してくれました。曲自体の広がりも出て、最高の出来になったと思います。マキシマムザ亮君に感謝しています。
──豪華トラックメーカー陣とのコラボで印象に残っているエピソードがあれば教えてください
KYONO:トラックそれぞれにいろんなエピソードがありますが、中でも印象的なのは、「WHY?」でコラボしているCeephaxですね。これは最後にアルバムに入れようと決めたトラックなんですが、アンディが来日した際に一緒に飲んでて盛り上がり、何か一緒にやろうという話になりました。その時にまさに欲しかった感じのトラックだったのですぐに決めたのですが、締め切りギリギリだったので、すごいタイミングだと思いました。この曲が入る事でアルバムの流れが引き締まり、よりいい緊張感が生まれたと思います。それとやはり、どのトラックもアーティストそれぞれの味があり、良い意味で雑多な、無国籍的な面白みや音の幅が出たと思います。コラボした全てのアーティストにリスペクト&感謝しています。
──今作のジャケットなどアートワークへのこだわりについて。
KYONO:ジャケット等、アートワークに関していつも自分が気にしてる部分は、基本的に色味や質感等ですが、やはり音の存在を広げてくれるもの、イメージをさらに広げてくれるものに出会える事が自分としてはとてもうれしいです。あとはインパクトがあり、メッセージ性もあり、キャッチーな部分も併せ持っていてオリジナリティがあるものが好きだったりします。その辺も踏まえ今回も前回同様、ポジトロンの土井さんにお願いしました。絶対的な信頼感があるという部分と、いつも斬新なアイディアを持ってきてくれるので。ガスマスクの最初のモチーフは自分のブランドでTシャツにしたのがきっかけになってまして、それを土井さんと一緒にイメージを広げている感じですね。今回はアーティストの佃さんにオリジナルのガスマスクを作って頂いたんですが、そうやって広がって行く感じがとても好きなのかも知れません。
──上記同様にビデオクリップへのこだわりについて。
KYONO:ビデオに関しても前作に引き続き、また黒田監督にお願いしたんですが、”ILL MACHINE”のストーリーの続編という流れになっています。黒田さんとは、考えてる映像イメージがとても感覚的に近い気がします。今回も音を渡してまずイメージを膨らませてもらったんですが、最初に絵コンテを見た時、自分の考えていたビジョンととても似た部分があり、かなりビックリしました。やはり黒田さんにも絶対的な信頼感がありますし、自分の音やメッセージをさらにビデオで膨らませてくれています。自分がこだわる部分としては映像の展開やその流れ、ストーリー性、スピード感、あとは主に色見等です。
──サマソニ08への意気込みを聞かせて下さい。
KYONO:今はまだ準備段階で想像つかない部分もありますが、WAGDUGとしての初のライヴをとても楽しみにしています。
──サマソニ08で初ライヴ披露決定ですが(8/9 大阪、8/10 東京 at DANCE STAGE)、CD制作と違なる点でライヴパフォーマンスするうえで意識していることはありませんか?
KYONO:どちらもまずイメージする事から始まり形にしていくという部分やいろんな可能性を持っているという部分ではそれぞれ似ているところもありますが、やはりライヴに関しては会場の空気やオーディエンスのパワーをもらう部分も沢山あるので、それによって自分のテンションや意識も大きく変わって行きますね。また、制作の部分ではそれらを自分の中に凝縮させ、アルバムに音を詰め込む作業なので、そこに向かう意識やモチベーションのもっていき方など違うかもしれません。
──WAGDUG FUTURISTIC UNITY名義のツアーのご予定は?
KYONO:2008年中にツアーをやる予定です。楽しみにしていてください。
──同じライヴでもツアーとフェスとの違いをどのようにお考えですか?
KYONO:基本的に自分にとってツアーでもフェスでもその時々を表現し、自分らしいライヴをするという点ではあまり変わらないのかもしれませんが。例えばフェスに関しては、やはりお祭り的な部分も強いと思うし、そのイベントの一体感やいろんな刺激や広がりも生まれる場所だったりもすると思うので、とても好きな場所だし、いろんなイベントがあるのはすばらしい事だと思います。
──ファンのみんなへメッセージをお願いします。
KYONO:アルバム爆音で聴いてください。ライブ楽しみにしていてください。
~“破壊”という名の“再生”が始まる~…そのキャッチのとおり、アンテナ感度の鋭いトラックメーカー陣の参加、マキシマムザ亮君のフューチャリングというトピックもありながら、常に時代を切り開いてきたKYONOの切れ味鋭いクリエイティヴは、音楽ファンの脳髄を直に刺激するするだろう。
──コンセプトや聴き所を教えてください。
KYONO:最初にスリップノットのSIDとコラボした事がこのプロジェクトを始める直接的なきっかけとなった部分もあり、いろんなアーティストとのコラボレーションを中心とした作品を作りたいと思いました。また、今の自分にとってのリアリズムをこのアルバムで追求し表現したかったという点も含め2年近い構想を経て、このプロジェクトとしての集大成的なアルバムになっていると思います。
──マキシマムザ亮君とのコラボはいかがでしたか?
KYONO:この曲を作っている段階で、サビの部分で何故だかマキシマム ザ ホルモンを思い浮かべてしまいコーラスをお願いしたところ、OKしてくれてマキシマムザ亮君が歌を入れてくれました。データでやりとりしていたんですが、彼らしいセンスを加えて返してくれました。曲自体の広がりも出て、最高の出来になったと思います。マキシマムザ亮君に感謝しています。
──豪華トラックメーカー陣とのコラボで印象に残っているエピソードがあれば教えてください
KYONO:トラックそれぞれにいろんなエピソードがありますが、中でも印象的なのは、「WHY?」でコラボしているCeephaxですね。これは最後にアルバムに入れようと決めたトラックなんですが、アンディが来日した際に一緒に飲んでて盛り上がり、何か一緒にやろうという話になりました。その時にまさに欲しかった感じのトラックだったのですぐに決めたのですが、締め切りギリギリだったので、すごいタイミングだと思いました。この曲が入る事でアルバムの流れが引き締まり、よりいい緊張感が生まれたと思います。それとやはり、どのトラックもアーティストそれぞれの味があり、良い意味で雑多な、無国籍的な面白みや音の幅が出たと思います。コラボした全てのアーティストにリスペクト&感謝しています。
──今作のジャケットなどアートワークへのこだわりについて。
KYONO:ジャケット等、アートワークに関していつも自分が気にしてる部分は、基本的に色味や質感等ですが、やはり音の存在を広げてくれるもの、イメージをさらに広げてくれるものに出会える事が自分としてはとてもうれしいです。あとはインパクトがあり、メッセージ性もあり、キャッチーな部分も併せ持っていてオリジナリティがあるものが好きだったりします。その辺も踏まえ今回も前回同様、ポジトロンの土井さんにお願いしました。絶対的な信頼感があるという部分と、いつも斬新なアイディアを持ってきてくれるので。ガスマスクの最初のモチーフは自分のブランドでTシャツにしたのがきっかけになってまして、それを土井さんと一緒にイメージを広げている感じですね。今回はアーティストの佃さんにオリジナルのガスマスクを作って頂いたんですが、そうやって広がって行く感じがとても好きなのかも知れません。
──上記同様にビデオクリップへのこだわりについて。
KYONO:ビデオに関しても前作に引き続き、また黒田監督にお願いしたんですが、”ILL MACHINE”のストーリーの続編という流れになっています。黒田さんとは、考えてる映像イメージがとても感覚的に近い気がします。今回も音を渡してまずイメージを膨らませてもらったんですが、最初に絵コンテを見た時、自分の考えていたビジョンととても似た部分があり、かなりビックリしました。やはり黒田さんにも絶対的な信頼感がありますし、自分の音やメッセージをさらにビデオで膨らませてくれています。自分がこだわる部分としては映像の展開やその流れ、ストーリー性、スピード感、あとは主に色見等です。
──サマソニ08への意気込みを聞かせて下さい。
KYONO:今はまだ準備段階で想像つかない部分もありますが、WAGDUGとしての初のライヴをとても楽しみにしています。
──サマソニ08で初ライヴ披露決定ですが(8/9 大阪、8/10 東京 at DANCE STAGE)、CD制作と違なる点でライヴパフォーマンスするうえで意識していることはありませんか?
KYONO:どちらもまずイメージする事から始まり形にしていくという部分やいろんな可能性を持っているという部分ではそれぞれ似ているところもありますが、やはりライヴに関しては会場の空気やオーディエンスのパワーをもらう部分も沢山あるので、それによって自分のテンションや意識も大きく変わって行きますね。また、制作の部分ではそれらを自分の中に凝縮させ、アルバムに音を詰め込む作業なので、そこに向かう意識やモチベーションのもっていき方など違うかもしれません。
──WAGDUG FUTURISTIC UNITY名義のツアーのご予定は?
KYONO:2008年中にツアーをやる予定です。楽しみにしていてください。
──同じライヴでもツアーとフェスとの違いをどのようにお考えですか?
KYONO:基本的に自分にとってツアーでもフェスでもその時々を表現し、自分らしいライヴをするという点ではあまり変わらないのかもしれませんが。例えばフェスに関しては、やはりお祭り的な部分も強いと思うし、そのイベントの一体感やいろんな刺激や広がりも生まれる場所だったりもすると思うので、とても好きな場所だし、いろんなイベントがあるのはすばらしい事だと思います。
──ファンのみんなへメッセージをお願いします。
KYONO:アルバム爆音で聴いてください。ライブ楽しみにしていてください。
この記事の関連情報
ano、東名阪Zepp対バンツアーにSiM、PUFFY、TK (from 凛として時雨)、マキシマム ザ ホルモン
【ライブレポート】[Alexandros] 主催 野外フェス<THIS FES ’24 in Sagamihara>初日「こんな光景を見れることがあるんだなって」
マキシマム ザ ホルモン「シミ feat. 新しい学校のリーダーズ」ミュージック・ビデオを公開
スリップノットのシド・ウィルソン、火傷した経緯を語る「バカみたいに、やってはいけないことをやった」
スリップノットのシド・ウィルソン、農園で作業中に顔と腕を火傷
スリップノット、25周年記念ツアーを開幕
【速レポ】<京都大作戦2024>マキシマム ザ ホルモン、「今年はanoちゃんと一緒に翔んで騒いで遊びな祭!」
ショーン・クラハン、スリップノット25周年記念日にメンバーの写真を投稿し感謝
マキシマム ザ ホルモン「殺意vs殺意(共犯:生田斗真)」、ミュージック・ビデオ公開