“視聴率50%男”イ・ドンゴンが日本デビュー

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韓国にてドラマ「パリの恋人」を大成功に導き、最高視聴率59%という軌跡の数字をたたき出したことから、“視聴率50%男”との異名を持つことになったイ・ドンゴン。同ドラマや映画「B型の彼氏」の大ヒットで、韓国のみならず、日本そして台湾などアジア中で多数のファンから熱烈に支持されているのはご存知のとおりだ。

1998年に韓国で「僕の願いがあの空に届きますように」でCDデビューしているイ・ドンゴンだが、2008年歌手デビュー10年という節目の年に、久しぶりにレコーディングに入り、日本デビューアルバムとなるCDを制作。日本語の新曲と、日本でも韓国でも親しまれているJ-POPを韓国語で歌ったカバー曲を収録した作品を作り上げた。

◆イ・ドンゴンのメッセージ映像
 https://www.barks.jp/watch/?id=1000022228

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── アルバム『My Biography』の聴き所を教えて下さい。

イ・ドンゴン:ほとんど10年ぶりに発売するアルバムなので、僕にとってはこのアルバム自体の意味が大きく、大切なので、聴いてくださると嬉しいです。今回一緒に仕事させていただいたプロデューサーやスタッフととっても息が合い、“僕のやりたい音楽”“追求したい音楽”というのを込められたと思っています。僕のアルバムを聴いてくだされば、イ・ドンゴンという歌手がどんな音楽をするのかというのをわかっていただけると思います。あまりうまくはない日本の歌だけれども、あとは、韓国語のカヴァー曲を半分くらいアルバムの中に込めています。日本の誰もが知っている曲をカヴァーしたので、それが皆さんの新しい面白みになるのではないかと思っています。タイトル曲の「バイオグラフィ」ですが、曲も歌詞共にとても良かったので、歌いながらとても心を動かされました。自分の気持ちがたくさん込められていると思います。アルバムの最後に、「バイオグラフィ」のアコースティックバージョンを収録しました。僕個人的にはそのヴァージョンがすごく好きなので、是非、聴いてみてください。11曲全部、みなさんへの素敵なプレゼントになるといいと思います。

── 主演映画「今、愛する人と暮らしていますか?」を観る人へメッセージをお願いします。

イ・ドンゴン:まずは、日本で映画が公開されるということがすごく嬉しいですね。僕としては、2度目の映画になります。「B型の彼氏」という映画もたくさんの方々が観てくださったとは思いますが、僕としてはその時点では映画の魅力とか、僕にとっての映画というのが、ちょっとよく分かっていなかったと思います。その時悩んで出来なかった事を今回埋めるためにも、優秀な俳優さん達と共演させていただけるこの映画に出演しました。映画俳優として認められる一歩になる作品になるんじゃないかなと思ってます。本当に意味のある映画だと思います。

題材としては、不倫というちょっと珍しい題材ですが、他の不倫を扱った映画とは違いとても肯定的で…でも不倫するのを美化しているわけでもありません。僕自身も美化するつもりはありませんが、激しく否定したりもしていません。もちろんちょっと踏み外れてしまった愛ですけれども、不倫も愛なので美しくあることができる、幸せにもなれるという、そういう新しい視点から映画を作ってみました。そういう部分が魅力だと思うので、そこを楽しんでくださればと思います。また、少し成長した僕の姿も見てくださるとうれしいです。

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── 8月の来日コンサートへの意気込みを聞かせてください。

イ・ドンゴン:8月初旬まで僕は、ちょっとコンサートのことは忘れてドラマ撮影に没頭しなければならないのですが、ドラマの撮影が終わったら1ヵ月ぐらい多分時間ができると思いますので、その時間を全てコンサートの準備に注ぎたいと思っています。東京だけではなく、できるのであれば、ほかの地域でも大小様々なコンサートを是非やってみたいなというふうに思います。歌手として成長した僕を見ていただいたり、多くの皆さんに僕の音楽を聴いてくださる機会を作りたいと思います。で、東京では一応決まっておりますので8月、1ヵ月間一生懸命練習して人生初のコンサートなのでいいコンサートにできるようにがんばりたいと思います。皆さん期待してください。

── 次に日本へ来た時にしたいことを教えて下さい。

イ・ドンゴン:僕が一番慣れた町で、歩き回れる道もエリアもできました。韓国ではできませんが、東京では道を歩いてみたり、散歩してみたり、人間を観察してみたり、Cafeでお茶を飲んだりそういったことがしたいですね。あと、日本の文化にだんだん慣れてきたので好きなレストラン、食べ物がたくさんできてきました。本当に素敵なところが多いので、そういうところでゆっくり過ごしたいなと思います。

── 日本のファンへメッセージをお願いします。

イ・ドンゴン:今回のプロモーションでも、多くのファンが行く所々に来て、歓迎して下さり、辛い事も忘れて、本当に楽しくプロモーションを終えることができました。常に“皆さんに何かをお届けしたい”と思ってきましたが、今回、映画とアルバム、僕が一生懸命作った二つの作品を皆さんにプレゼントできることが、僕自身嬉しいです。皆さんもいいプレゼントとして受け取って下されば嬉しいです。今後も、いつも言うことではありますけれども、俳優としていい作品を作っていきたいですし、これから、いい音楽、いいコンサートを皆さんに届けられる歌手としての、イ・ドンゴンでいたいというふうに思います。いつも僕を待ってくれて、覚えていてくれて、そして励ましてくれる皆さんに感謝しています。
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